「びわ市」中止も、新鮮野菜いっぱい!止々呂美ふれあい朝市

2022.06.19.sun/上止々呂美(国道423号沿い)

「びわ市」中止も、新鮮野菜いっぱい!止々呂美ふれあい朝市

 止々呂美地区では、ゆずや栗、山椒と並んで、「びわ」も特産品の一つです。
山の斜面を利用して栽培する「田中」という品種は、粒が大きくて甘く、みずみずしい味わいが特徴で、人気があります。毎年6月中旬頃から収穫の最盛期を迎えますが、今年は異変が起きました。天候の影響で、結実が少なかったところに、袋がけしていた実までも、サルや鳥の被害にあい、出荷量がゼロという状態になりました。
 6月19日(日曜日)に開催された、止々呂美ふれあい朝市でも、「びわ市」は中止となりましたが、葉付き人参やじゃがいも、玉ねぎ、きゅうりなどの新鮮な地元野菜や、紫陽花、ダリアなど、色とりどりの切り花を買い求めるかたでにぎわいました。
 止々呂美ふれあい朝市は、生産農家のかたとの対面販売で、旬の野菜のオススメ調理法や保存方法など、会話しながら買う楽しみがあります。豊中市から家族で来ていた女性は「隣のバーベキュー場で、今から使う野菜を買いにきました。おいしそうで楽しみです」と話していました。
 取材をしたみのおエフエムのリポーターも、葉付き人参やセロリ、手作りの梅干し、ゆずジャムを購入。葉付き人参は玉ねぎと一緒にかき揚げにしたり、セロリはピクルスにしたりするとおいしいというアドバイスを農家のかたからもらい、早速挑戦。おいしく出来あがった、と話していました。

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