田植えの季節

2020.06.08.mon/箕面市内各所

田植えの季節

 6月に入り、箕面市内各所では田植えが進んでいます。坊島地区では、6月6日と7日に、田植えの準備として、山の池から水がおろされ、田んぼに水が入りました。水をおろす前、5月中には、地域の農家さんで構成される水利組合によって、水路の掃除と、水の流れの確認も行われていました。
 6月中は週に3回、7月に入るとおおよそ週に2回、朝早くから、水利組合の中で当番に当たっている人が、山の池から水をおろし、各田んぼに水を入れるという作業を、秋の彼岸頃まで続けます。
 6月7日に田植えを終えたという坊島の農家の女性は、「田植えは機械を使って行いますが、手で直に「挿し苗」もします。苗の成長度合いで水の量も決めなければならないので気が抜けません。長年の経験による判断が必要で、先輩に教えていただきながら育てています。」と話していました。
 また、一足早く、止々呂美地域では、5月の大型連休明けに田植えが行われ、少し成長した苗が見られます。
 なお、毎年6月初旬に石丸の田んぼで開催されていた市民の田植え体験は、今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、残念ながら中止になりました。
写真:1段目:坊島地区、トップと2段目:萱野地区、3・4段目:止々呂美地区

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