中高生が市長と直接意見交換!まちづくりに生かすタウンミーティングを開催

2023.03.16.thu/箕面市立第二中学校

中高生が市長と直接意見交換!まちづくりに生かすタウンミーティングを開催

 箕面市では、市内の小中一貫校2校と中学校6校、府立高校2校の生徒を対象に、昨年(2022年)9月から、直接市長と意見交換をする市長タウンミーティングを実施しています。
 最終回となる3月16日(木曜日)は箕面市立第二中学校で「安心して暮らせる街づくりについて」と題して、上島一彦箕面市長と意見交換を行いました。
 生徒から市長へ提案した内容は、「分別可能なごみ箱を街に設置してリサイクルをする」「海外への留学制度」「子どもたちが尊敬する人を招いた講演会」「朝ご飯を食べる環境づくり」「食品ロスマッチングサービス」がありました。
 ごみ箱設置の提案では、生徒がメリットとデメリットを具体的に説明。「ポイ捨て禁止のムードを作りやすくなる、街が清潔に保てる、清掃費が削減できる」などのメリットを挙げ、デメリットとして「分別が複雑になる、野生動物がごみをあさる可能性、防犯や衛生面での心配」といった点を発表しました。また、「ごみ持ち込み禁止ポスターを掲示することで工夫できることがある」など、どのようにすればうまく運用できるかといった内容も、市長に伝えました。
 生徒たちの意見に対して上島市長は「昔は滝道などにごみ箱を設置していたが、ごみがあふれてしまっていた」と、これまでの現状を紹介しながら、熱心に耳を傾けていました。また、「今回の発表を聞いて感激しました」と、全生徒に向けて感想を話していました。
 代表して発表した生徒は「市長を目の前にして、めちゃめちゃ緊張しました。市長は箕面のことをしっかりと考えてくれていると感じました」と話していました。
 箕面市では、これまでの中高生との意見交換で集まったアイデアを、より良い街づくりのために、今後の市政運営に生かしていくということです。

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