2023.02.02.thu/帝釈寺(粟生外院2丁目)

2月3日は節分です。粟生外院2丁目にある帝釈寺では、恒例の「福護摩祭り」が行われ、焼けた護摩木の上を素足で歩く「火渡り修行」に、今年は多くの参拝者が参加しました。
火渡り修行では、始めに小西徹定住職が、まだ炎の残る護摩木の上を渡り、続いて参拝者たちが順番に挑みました。
渡り終えると、足の裏に炭を溶かした水をつけて記念の足型をとり、火渡り修行を終えた証として「足形成満証」を記念に持ち帰りました。
このほか境内では、今年から新しく登場した、「宝生餅」と名付けられた生餅が先着順で振舞われ、訪れたかたもうれしそうに受け取っていました。
初めて火渡りをしたかたは「足の裏が思ったより熱くて痛かったですが、まだ我慢できる熱さでした。家族の健康、安全を祈願しました」と、ほっとしたようすでした。
小西徹定住職は「修行に参加されたみなさんが、まっすぐに前に向かって、勇敢に歩んでいかれる姿を見てうれしく思いました」と話していました。