2022.10.16.sun/聖天宮西江寺周辺
聖天宮西江寺の秋季大祭で、境内や周辺地域に天狗が現れる「天狗まつり」が、10月15日(土曜日)と16日(日曜日)に行われました。天狗は箕面の山で悟りを開いたとされる役の行者の化身です。
16日は、午前9時に、西江寺の本堂でお清めを受けた天狗や獅子舞いが、町内のお祓いに出発。地域を3コースに分けて、周辺の家や店を巡りました。箕面2丁目と、みのおサンプラザを中心に周ったコースでは、通りがかった小さな子どもに天狗が近づくと、怖くて泣いてしまう場面も見られました。
夜7時からは、西江寺の境内で天狗が大暴れ。集まった参拝客を、ささらで次々に叩いて回りました。天狗に叩かれると「賢くなる。体が丈夫になる。」と言い伝えられていて、多くのかたが、天狗に叩かれようと近寄っていました。
当日は、夜店も出てにぎやかな雰囲気となり、夜9時まで太鼓の音が鳴り響いていました。
天狗に叩かれた子どもたちは「めっちゃ痛かったけど、叩かれて楽しかった」と話し、近隣市から初めて西江寺を訪れたというかたは「天狗が気まぐれで動いてくるので、怖かったです」と、まつりを満喫したようすで話していました。