2022.09.16.fri/箕面市立とどろみの森学園

自分たちが暮らす箕面森町を、より良い街にするためにはどうすればいいか。中学生と上島一彦箕面市長が意見交換をするタウンミーティングが、とどろみの森学園で行われました。
9月16日(金曜日)、9年生(中学3年生)の生徒が、6つの内容について意見を述べ、上島市長からの回答を得ました。これは、社会の授業の中で「将来、森町から出て行きたい」という意見が多く出たことから、大人になって森町に戻って来てもらうためにはどうすればいいか、という議論になり、タウンミーティングでのテーマを「若者が返ってくる森町にするために、持続可能な箕面森町」に設定した流れです。
これに対し、みなさんは「北大阪急行を森町まで延伸してください」「雨漏りのない学校にしてください」「公民館で自習ができるようにしてください」「デリバリーサービスが利用できるようにしてください」「ゴミステーションの網を新しくしてください」「街灯を増やしてください」といった、6つの意見を出しました。
公共交通が不便だということから、鉄道を森町まで延伸してほしいという意見に対して、上島市長からは、箕面森町から箕面萱野駅(北大阪急行延伸線の新駅)にバスが出ることや、大阪市内へのアクセスも良くなることなどを紹介しました。
登壇して意見を発表した生徒は「自分たちが住んでいる森町を、より良くするために参加しました」と話していました。また、「立場が上の人と対談することで、対話力や街への関心が高まりました。自分たちの意見を、大人がしっかり聞いてくれたので、うれしかったです」と感想を話していました。
取材をしたみのおエフエムのリポーターは「実際に生活しているからこそ見えてくる問題点をしっかり考えていました。一人の大人の雰囲気でした」と驚いたようすでした。
箕面市では、今後も来年3月にかけて、市内の中学校や高校で、住みやすいまちづくりなどについて、上島市長とのタウンミーティングが開催される予定です。