地域ぐるみで!通学路の危険箇所・問題箇所点検活動、継続中

2022.06.04.sat/彩都粟生南周辺

地域ぐるみで!通学路の危険箇所・問題箇所点検活動、継続中

 箕面市では、子どもたちの安全確保のため、地域の青少年指導員が中心となって、毎年5月から6月にかけて、市内の通学路を実際に歩いて「危険箇所・問題箇所」の点検活動を行っています。
 活動は約40年前から続いていて、青少年指導員のほか、青少年を守る会、地域住民、教職員や市の職員、子どもたちなどが参加。小学校区ごとに班に分かれて、通行に支障がある箇所や事故が発生しやすい場所を確認し、箕面市に報告して改善をしていくという、全国でも非常に珍しい取り組みです。
 6月4日(土曜日)は、市内の4つの小学校区で点検活動が行われ、そのうちの彩都の丘小学校区では、約30人が参加して、子ども目線で通学路を点検しました。
 今回確認した危険箇所・問題箇所は、車止めや道路標識が地面から浮いている(トップ画、組み写真3段目右)箇所や、T字路にあるカーブミラーが、木の枝に隠れて見えにくくなっている(組み写真3段目左)箇所などがありました。このような箇所をまとめて、箕面市に報告します。
 箕面市の担当者は「雑草の除去などすぐ対応できるものもあるが、信号機の設置が必要といった内容は連携機関も多く、時間がかかることもあります」と話していました。
彩都トンネル付近の交差点には、以前の報告で要望があった、「速度落せ」の路面標示(組み写真2段目左)や、横断歩道(組み写真2段目右)が設置された実績もあります。
参加した青少年指導員は「子どものために何かできるというのは、ありがたい機会です。多くのかたが活動していることを知り、地域のありがたみが実感できます」と話していました。

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