箕面公園昆虫館で「害虫」をテーマにした企画展が開催中

2022.05.27.fri/箕面公園昆虫館

箕面公園昆虫館で「害虫」をテーマにした企画展が開催中

 昆虫の宝庫、箕面の森にある大阪府営の箕面公園昆虫館では5月11日(水曜日)から、企画展「身近にせまる虫」が始まりました。この企画展では、いわゆる「害虫」をテーマしています。
 初夏から秋にかけては、昆虫たちが元気に活動する季節。野外での生きもの観察はとても楽しいものです。しかしそこには、人間に害となる生き物も存在しています。屋外活動を楽しむためにはそこにある危険な生きものについて、よく知り、予防することが大切です。
 皮膚の腫れ、かゆみや痛みを伴うかぶれのほか、時には命をも左右する感染症やアナフィラキシーなど、その被害はさまざま。企画展では特に危険生物として認識されているオオスズメバチ、マダニ、チャドクガなどの特徴や対処法が分かりやすく展示されています。
 企画展を見にきていた小学6年生の男の子は「もともと昆虫が好きで昆虫館に来ました。この企画展で、危険な害虫のことが分かって良かったです。特に怖いと思ったのはマダニです。血を吸うことは知っていましたが、こんなに怖い病気の元になることは知らなかったです」と話していました。

■箕面公園昆虫館企画展「身近にせまる虫」
開催日:2022年5月11日(水曜日)〜9月5日(月曜日)10:00〜17:00(最終入館受付は16:30)※火曜日休館
同時に、展示の裏側が分かる「バックヤードのひみつ」も開催中です。

☆中峰空館長 新種発見!
6月23日に学研から「学研の図鑑 LIVE 昆虫 新版」が出版されます。
この書籍の制作過程で、副監修を務めた同昆虫館 中峰空館長が新種を発見!
「ガッケン(学研)ホソカワゲラ」と命名し世界初の収録となっています!
昆虫館で中峰館長にお話が伺えるかも!

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