北芝解放太鼓保存会「鼓吹」の特別公演

2021.09.11.sat/箕面市立文化芸能劇場

北芝解放太鼓保存会「鼓吹」の特別公演

 8月に船場にオープンした箕面市立文化芸能劇場では、ピアノ演奏やダンス、講演会や演劇、落語など、さまざまな催しが、オープニングイベントとして開催されています。
 そのひとつとして、9月11日(土曜日)に、箕面市を拠点に活動する太鼓チーム・北芝解放太鼓保存会「鼓吹」のみなさんの特別公演が行われ、無料招待された市民が力強い太鼓の演奏を楽しみました。
 当日の曲目には、風の音を連想させる「颯」や、雨を思い起こさせる「時々雨」、雄大な海が心に広がるかのような「美ら海」など、地球の大自然を名前に持つ曲も多く演奏され、箕面大滝の自然をモチーフにデザインされた新しいホールの空間に、広大な太鼓の音色が響き渡っていました。
 来場者の女性は、「想像以上に迫力がありました」と感動したようすでした。また、北芝解放太鼓保存会の丸岡朋樹さんは、「出演した子どもたちの成長をどのように伝えるか工夫しました。これからも、メンバーの成長を太鼓の演奏を通して、伝えていければ」と意気込みを話しました。
 コロナ禍で制限の多い中、「せめてステージからみなさんに元気をおすそ分けしたい」という、鼓吹のみなさんの想いを、来場者もしっかりと受け取り、手拍子をしたり、手を振るなどして、精一杯に応えていました。
 今年で25周年を迎える、北芝解放太鼓保存会「鼓吹」。新たなステージに、期待したいですね!

page top