第32回箕面紙芝居まつり

2021.07.11.sun/メイプルホール

第32回箕面紙芝居まつり

 箕面市は、知る人ぞ知る「紙芝居のまち」。毎年行われる「箕面紙芝居まつり」は、全国から集まった実演家が熱演を繰り広げる、日本でも有数の紙芝居イベントとなっています。また、併せて開催される「手づくり紙芝居コンクール」には、子どもから大人まで多くの力作が寄せられ、審査に基づいてグランプリなどの賞が決定します。なお、今年で30回目となるこのコンクールは、今回が最後の開催となります。
 新型コロナウイルスの影響で、昨年は紙芝居まつり・コンクールのいずれも中止となりました。
 今年のコンクールでは、DVDによる審査で一般部門、ジュニア部門の各賞が決定しました。
 7月11日(日曜日)メイプルホール小ホールで行われた「紙芝居がいっぱい!」では、入場者数を制限した上、大阪府内の出演者のみでの開催となりましたが、出演者はいずれも気持ちのこもった実演を披露していました。
 はつらつと演じた小学生や、親子での出演もあれば、じっくりと語るベテランの妙技もあり、紙芝居の持つさまざまな楽しさを実感できたひととき。中でも、箕面市立第三中学校の演劇部は、5つの作品で登場し、まつりに華やぎとにぎわいを添えていました。
 上演のようすはライブ配信され、全国で熱演を見守ったファンも多かったようです。
 なお、紙芝居コンクールは今年で最後となりましたが、紙芝居まつりは今後も続きます。来年は新型コロナウイルスも収まり、また全国からたくさんの人が集まって、にぎやかに開催されることが望まれます。

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