2021.07.11.sun/大阪大学箕面キャンパス

北大阪急行線の新しい駅「箕面船場阪大前駅」の周辺まちづくりが進む箕面・船場地区。新たな文化国際交流の拠点として、大阪大学外国語学部箕面キャンパスの移転や、箕面市立図書館・生涯学習センターが開館し、8月1日には、箕面文化芸能劇場がオープンします。そんな、箕面船場の未来を話し合うシンポジウムが、7月11日(日曜日)にオンライン開催され、YouTubeでライブ配信されました。
テーマは、「箕面船場における文化芸術国際交流のまちづくり」。シンポジストは、武蔵野大学教授で詩人の大迫弘和さん、大阪大学外国語学部長の竹村景子さん、世界的に権威のあるバレエのブノア賞を受賞した箕面市出身のダンサー木田真理子さん、そして、上島一彦箕面市長です。
前半は、シンポジストから、各専門分野をテーマにした話題提供があり、後半は大阪大学外国語学部3年生の安田優美香さんも加わって、YouTubeの視聴者から寄せられた質問にも答えながら、「大阪大学箕面キャンパスはどうすれば多くの人にとって大切な存在になり得るか」、また、「文化芸能劇場はどのような役割を果たしていけるか」といった意見交換が行われました。
その中で、「劇場で上演される芸術作品を通して、世界を知ることができるのではないか」また、「大学が開催するフェスティバルや、外国の絵本の読み聞かせ、アフリカ音楽や料理の教室を開催して、多くの人が外国文化に触れる機会になる」のでは、などといった活発な意見が出されました。
ダンサーの木田真理子さんは、「行政や地域、アーティスト、それぞれできることが異なるので、サポートし合える関係を築いていくことができれば」とコメントしました。また、上島市長は、最後に、「箕面船場を核にして、文化芸術、国際交流、ヘルスケアの拠点としていきたい」と今後の展望を述べ、シンポジウムが締めくくられました。
シンポジウム当日の様子は、YouTubeにて視聴することができます。
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