幸会(みゆき会)人形浄るり会

2021.02.10.wed/箕面市立メイプルホール

幸会(みゆき会)人形浄るり会

 2月10日(水曜日)、箕面市立メイプルホール大ホールで、幸会(みゆきかい)による人形浄瑠璃の公演が行われました。能勢町を拠点に活動する「幸会」ですが、メイプルホールでの公演は今回が3度目。今年は、コロナの影響もあり、会場を小ホールから大ホールに移し、客席の距離も十分に取って開催されました。
 「幸会」が使用する浄瑠璃人形は、全てメンバーの手作りです。舞台では、人形を操る人形使いによって生き生きと動く浄瑠璃人形に、「語り」の音使いで、さらに命が吹き込まれていくようでした。
 当日は、三味線と語りのみの「素語り」も含め、4つの演目が披露されました。特に圧巻は「壷坂観音霊験記(つぼさかかんのんれいげんき)」。盲目の夫「沢市(さわいち)」を献身的に支える妻「お里(さと)」。愛し合う二人でしたが、妻の足手まといになることを悩んだ沢市は、ある日、滝つぼに身を投げてしまいます。それを見つけたお里が嘆き悲しむ切ないシーンがあります。
 来場していたご夫婦は「幸会が初めて箕面で公演したときから来ています。声色を使い分けているのがすばらしく、世界に惹きこまれます」と話していました。
 「壷坂観音霊験記」で語りを担当した、若田納(わかた・おさむ)さんは「人形浄瑠璃は台詞一字一字に味わいがある世界。1人でも多くの人に知ってもらいたいと願っています。ぜひ、一度観に来てください」と、コメントを寄せてくださいました。

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