みのお虫供養万燈会

2020.10.04.sun/聖天宮西江寺(箕面2丁目)

みのお虫供養万燈会

 箕面2丁目の聖天宮西江寺では、毎年10月の第1土曜日と日曜日に、境内の蟲塚に供物を捧げ法要する「みのお虫供養万燈会」が行われます。
 虫供養といっても、昆虫の虫だけではなく、この世に存在するあらゆるもの、森羅万象を供養するもので、今から1300年以上前、行基菩薩が、都や山野を行脚されたとき、腰に下げた壺に虫の亡き骸を拾い集め、供養されたことが始まりと伝えられています。
 この行事が、昭和14年に関西の虫どころである箕面の西江寺で行われるようになり、以来80年以上、大阪はもとより関西一円から、茶華道、画家、歌人、俳人たちが集まり、供養とともに、茶会や川柳の会など一席を設ける、風流人たちの、なくてはならない催しとなっています。
 今年はコロナ禍で例年よりも縮小して開催されましたが、それでも境内には、着物姿のかたたちの姿が見られました。習っているお茶のお仲間から誘われたという豊能町にお住いの高坂真結美さんは、「虫供養に参列し、さまざまなものに生かされているという感謝の気持ちが湧いてきました。お花や川柳のようすも拝見し、みなさんそれぞれの場所で頑張っていらっしゃると励まされました。これからもお茶を通していただいたご縁を大切にし努力していきたいです」と話していました。

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