「草はらで虫捕り大発見!」

2020.09.05.sat/白島3丁目

「草はらで虫捕り大発見!」

 箕面の林や草はら、池のまわりにいる、さまざまな虫を採集して観察する催しが、石丸3丁目の「とんど山桜園」周辺で行われました。
 これは、草はらや田んぼなど、箕面市内の独特な、豊かな自然の中で、観察会の場を提供する「なかよし自然観察会」が企画した催しで、石丸の山際にある草はらや、五藤池の土手、さらに里山に入った白姫神社入口付近をフィールドに虫を採集し、それぞれの場所でどんな虫がいるのかを比べたり、採集した虫の生態をみんなで観察しました。
 参加したのは5組の家族で、子どもたちは元気に虫取り網を持って、草はらをどんどん進み、次々と採集。バッタやキリギリス、カマキリといった昆虫のほか、トカゲなどもいて、採集した虫をお父さんに見せたり、虫かごに入れて眺めたりして楽しんでいました。
 参加者の一人は「街中から少し入ったところに、こんな自然いっぱいの場所があることを知りませんでした。子どもらは喜んで虫を採っていました」と話していました。
 「なかよし自然観察会」の代表で、日本自然保護協会=NACS-Jの自然観察指導員・若藤正典さんは「9月のこの時期は、緑豊かな草はらに、いろいろな種類の虫たちが集まって、楽しく鳴いています。そんな虫をねらってカマキリもやってきて、だんだん大きくなっていく頃です。箕面の身近な自然をぜひ楽しんでください」と参加者のみなさんに呼びかけました。

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