世界初の「左手のピアノ国際コンクール」が箕面で開催されました

2018.11.04.sun/箕面市立メイプルホール

世界初の「左手のピアノ国際コンクール」が箕面で開催されました

 世界初となる「左手のためのピアノ曲」を主題としたコンクール「第1回ウィトゲンシュタイン記念 左手のピアノ国際コンクール」が箕面市立メイプルホールで開催され、プロフェッショナルとアマチュアの各部門あわせて50人が、障害の有無に関わらず、ピアノ演奏による表現を競いました。
 箕面には、プロとして活躍する左手のピアニスト(箕面左手のピアニスト大使)智内威雄さんと、有馬圭亮さんがいます。コンクールは、お二人が中心となり、国際文化交流を育む箕面市と関連する諸団体、市民のかたなどで実行委員会を組み、11月2日〜4日までの3日間開催されました。初日はプロフェッショナル部門の予選、2日目はアマチュア部門の審査会、そして最終日の4日はプロフェッショナル部門の審査会とパネルディスカッション、記念コンサート、レセプションパーティーが行われ、コンクールの出場者始め、関わった全てのかたが満足のいく素晴らしい3日間となりました。
 智内さんは今回のコンクールについて「左手のピアノ演奏による『交流』がテーマにありました。目標に向け切磋琢磨できる仲間との出会いを提供するために色々な工夫を散りばめました」と語り、さらに「個性あふれる名演の連続に感動しました。左手のピアノ曲をさらに普及させていきたい」と話していました。

page top