2017.01.17.tue/萱野北小学校
1月17日(火曜日)に行われた、全市一斉総合防災訓練。
萱野北小学校では、避難所に指定されている第二中学校までの避難訓練が行われました。
避難の際、子どもたちが頭にかぶっていた鮮やかな蛍光色の防災頭巾は、実は学校椅子用クッションなのでした。
これは、箕面市にある株式会社ピーエーエスの製品「ピントスクール」で、普段は椅子に取り付けて使用し、姿勢の矯正に効果があるというものです。そして、いざ地震などの災害時には、頭にかぶれば防災頭巾に早変わりします。
もともと、同社が箕面市への学校椅子用クッションの導入を打診したところ、倉田哲郎箕面市長から「防災頭巾を兼ねられないか」と提案があり、「ピントスクール」の開発に至ったという経緯があります。現在は、萱野北小学校に試験的に導入されています。
クッションは厚みがあるしっかりした素材で、子どもの頭部から肩までを保護できるようになっています。子どもたちもスムーズにかぶることができたようで、今後は学校の防災グッズとして需要が高まっていきそうです。