2016.08.06.sat/キューズモールふれあいパーク、千里川河川敷
今年も、みのおキューズモールを流れる千里川沿いを、提灯とたいまつ行列がくだる伝統行事「まんどろ火祭り」が開催されました。
直前に夕立があり、お天気が心配されましたが、天気も回復。火祭りが始まる頃には風もやみ、たいまつの火、そのもののゆらめきがとても美しい行列になりました。
「まーんどーろ、ひーともせー」のかけ声が会場に響き、たいまつの火が光の列となって、闇を照らすと、キューズモールを訪れた買い物客も、橋の上から美しい火祭りを立ち止まって眺めていました。
「まんどろ」は約300年の歴史を持つ祭りで、京都の愛宕神社から伝わったと言われています。お盆の迎え送り火、虫除け、豊作祈願などの意味があり、かやの中央では「まちびらき」の翌年から行われています。
子どもたちのたいまつ行列に続いては「大人たいまつ」の登場。かやの広場で行われていたプロレスリングのショーに出演のプロレスラーのみなさんも大人たいまつに参加。肉体美とたいまつの炎のコラボレーションも見ものでした。
ラストは「麦わらたいまつ」。長さ約3mの竿の両端に火が燃え盛るたいまつを肩に担ぎ、そのままクルクルと回りながら河川を下ってくるさまは、とても迫力があり、観客から大きな拍手と歓声が上がっていました。