第10回箕面芸術祭「不思議の国のアリス」

2015.03.07.sat/メイプルホール

第10回箕面芸術祭「不思議の国のアリス」

 市民が参加して芝居や歌、踊りによる舞台作品を作り上げる「箕面芸術祭」。第10回となる今年の作品は、ルイス・キャロル作「不思議の国のアリス」が選ばれました。
3月7日(土曜日)、8日(日曜日)の公演では、会場のメイプルホールに多くの観客が訪れ、市民の熱演を見守りました。

 羽ペンを手にしたルイス・キャロルが舞台に登場し、作品の構想を練っています。さまざまなキャラクターたちが闇に浮かび上がり、やがて集まった彼らは、期待を込めて中央を見つめます。浮かび上がる、少女のシルエット。スクリーンを破って飛び出してきたのは、アリス。主人公の誕生です!
 白いウサギを追って、穴に落ちたアリス。そこは不思議な世界、体が大きくなったり小さくなったり、鳥やネズミやイモムシが口をきき、赤ちゃんがブタになり、にやにや笑いを残して消えるチェシャ猫、帽子屋と三月ウサギとヤマネの終わらないお茶会…やがてハートの女王の裁判に連れてこられたアリスは、そのでたらめな裁判に思わず
「あんたたちなんか、ただのトランプのくせに!」
と叫びます。
色めき立って襲ってくる、トランプの兵士たち。逃げ惑うアリス。大混乱に陥る舞台。
気が付くと、そこは元の世界でした。
フィナーレでは、すべてのキャラクターが再登場し、躍動的なダンスを披露します。舞台上で見つめ合う、アリスとルイス・キャロル。やがてアリスは、微笑みながら、作者のもとを去って行くのでした…。

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