田んぼの泥は未知の感触!?東小5年生の田植え体験

2014.06.13.fri/粟生外院1丁目

田んぼの泥は未知の感触!?東小5年生の田植え体験

6月13日(金曜日)午後1時。
東小学校の5年生たちが、田植え体験のために学校を出発しました。
歩くこと1キロメートルあまりで、粟生外院1丁目の田んぼに到着。
まずは田んぼを提供してくれる農家のかたから、米作りについての説明を聞きます。
「この辺りの田んぼは、ため池から水を引いています。雨があまり降らないと池の水が減るので、私たちは心配になります」
 続いて、いよいよ田んぼに入ります。初めて足を踏み入れる泥の感触に、

「うひゃあ」「ひええー」

と思わず声を上げる子どもたち。泥はけっこう深く、すねの中ほどまで、ずぶり…と埋まります。生温かいような泥の中には、小石も交じっています。足を抜くのにもけっこう力が必要で、バランスを崩さないように、子どもたちは慎重に進んでいきました。
 縄に等間隔で付けられた印に合わせて、手にした苗を植えていきます。三株ずつ一まとめにして、三回植えたら、次の班と交代です。
 この日は天候が目まぐるしく変わる一日でした。突然雨が降りだしたり、急に青空が広がったりで、田んぼの真ん中では雨やどりもできず、雨に打たれながらの田植えとなる班もありました。天候に翻弄されましたが、子どもたちにとっては、農業が天気と向き合う仕事だということを、肌で感じる機会となったことでしょう。
 すっかり田植えを終え、田んぼから上がった子どもたちは、持参のペットボトル入りの水で足を洗い、農家のかたに「ありがとうございました」と声を揃え、帰途に着きます。水面からちょっぴり顔を出している、植えたばかりの苗の列が、そんな子どもたちを見送っていました。

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