2014.05.11.sun/青少年教学の森野外活動センター

「こども会メンバーリーダー講習会」は、市内の各校区からこども会のリーダーが集まり、校区を越えた交流を図るとともに、こども会のリーダーとしての役割を学ぶための講習会です。
5 月10日(土曜日)・11日(日曜日)、青少年教学の森野外活動センターでの同講習会は、萱野北小・北小・西南小・豊川北小・中小校区を対象に行われまし た。参加した子どもたちは、キャンプファイヤーや飯盒炊さん、レクリエーションなどを楽しみながら、共同生活を通してリーダーとしての自覚を身につけてい きました。
5月11日(日曜日)、2日目の朝。
朝食後に予定されていたのは「展望台ハイキング」です。
子どもたちはまだどこか眠たげなようすでしたが、指導役の元気なリーダークラブ員たちに引っ張られるように、展望台へと出発しました。
上り坂が続きますが、初夏のみずみずしい緑に包まれた林道を行くのは、実にさわやか。遠く近く鳴き交わすウグイスの声を聴きながら、歩くこと15分で「あおぞら展望台」の小さな看板にたどり着きます。そこから急な山道を少し行くと、視界の大きく開けた場所に出ました。
「ここが、あおぞら展望台です」
見渡す限り広がる、大阪平野。
梅田の林立するビル群、そしてその背後にひと際高く、のっそりと立つグレーのシルエットは、日本一の高さを誇るビル「あべのハルカス」です。その奥には、生駒の山稜がうっすらと浮かんでいます。
右手にある伊丹空港では、離着陸する飛行機のようすがよく見えます。眼下の箕面のまちなみに目をやると、小学校のグラウンドでソフトボールをする人たちが、小さな点になって動いていました。
子どもたちは声もなく景色に見とれていましたが、やがて声を揃えて「ヤッホー!」「ヤッホー!」と叫び始めました。
静かな山に響く、子どもたちの声。雄大な眺めを満喫するひとときに、みんな満足そうな表情でした。