ゆずパウダーで手作りバスボム体験

2012.12.15.sat/ゆらぎスタイル(牧落1丁目)

ゆずパウダーで手作りバスボム体験

 12月2日から始まった「箕面ゆずフェア2012」。12月23日(日)までの期間中、箕面の柚子の魅力を伝えるさまざまな催しが行われています。
 12月15日(土)には、実生ゆずの皮をフリーズドライしたゆずパウダーを使って「バスボム作り」体験が行われました。材料は重曹、クエン酸、コーンスターチ、ゆずパウダー。あらかじめ適量を配合済みの材料をコップに入れ、エタノールを適宜加えながらよく混ぜ合わせるようすは、まるでお菓子の生地を作っているかのよう。時々スプーンで押してみて崩れにくくなったらOK。型に入れ、強く押し固めます。そっと型から抜いて乾燥させればできあがり。
 火を使わず、材料はすべて口に入れても無害なものなので安心です。
 できあがったゆずバスボムの表面には「絆」という文字が浮かび上がるようになっていますが、これには隠れたストーリーが…。
 ゆらぎスタイルのゆず商品開発に必要な蒸留機を設計し、蒸留も手伝ってくれた府立佐野工科高等学校(泉佐野市)のみなさんは、東日本大震災で被災されたかたに「仮設住宅の小さなお風呂でも心から温まって安らぎを感じてほしい」と、数百個のゆずバスボムを作り、直接被災地に届けました。絆の型押しはその際、佐野工科高校の生徒さんが徹夜で彫ったもの。暖かい気持ちを箕面のみなさんにも伝えたい…と、今回の「ゆずフェア」でも仕上げに使うことになりました。
 ゆずには血行促進、美肌効果、リラックス作用、疲労回復、抗ストレスなどの作用がありますが、特に箕面の実生ゆずは、品質が非常によく、効果も期待できそう。寒い時期に安心安全な手作りバスボムのゆず風呂でご家族みんなが温まることでしょう。

■箕面ゆずフェア2012は12月23日(日・祝)まで
 詳しくはコチラ!

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