2012.12.09.sun/みのお市民活動センター
12月8日と9日の2日間にわたり、第27回となるみのお市民人権フォーラムが箕面市内の各地で行われました。全体会の講師は、NHKプロデューサーの板垣淑子(いたがき・よしこ)さん。「人と人との豊かなつながり〜無縁社会の現場から地域コミュニティのあり方を見つめる」と題して講演を行いました。
9日(日)13時30分からみのお市民活動センターで行われたのは、地方自治をテーマにした第5分科会「東日本大震災の現場で見たものは〜市職員・学生奮闘録」。箕面から岩手県大槌町に派遣された職員の話や大阪大学を中心とした学生のグループによる現地でのボランティア活動報告が行われました。参加したのは、「ACTION student’s project for 3.11」と「大阪大学ボランティアサークル すずらん」の2団体。それぞれ、現地での体験や思いを語りました。倉田哲郎・市長もパネリストとして参加し、市の取り組みを紹介。さまざまな立場から見た震災・復興を知ることができる良い機会となりました。
フォーラム終了後は、学生団体が持ち寄った「しいたけパウダー」などの被災地のグッズも販売。来場されたかたが手にとっているようすも見てとれることができました。現地は、震災後2度目の冬をむかえようとしています。いまいちど、箕面に住むわたしたちにできることを考えてみてはいかがでしょうか。