おいしいコーヒーから世界が見える

2012.07.12.thu/中央生涯学習センター

おいしいコーヒーから世界が見える

 大阪大学連携講座「おいしいコーヒーから世界が見える」最終日。中央生涯学習センターの料理実習室には、コーヒーの香ばしい匂いが広がりました。
 この講座は、普段なにげなく手にしているコーヒーに焦点をあて、フェアトレードといった生産者の生活を守る取り組みを学ぶ3回講座で、この日が最終日。
 前半はコーヒー普及委員会マネージャー(コーヒーマイスター)の三輪徹さんが講師となり、おいしいコーヒーの淹れ方を実習します。ちょっとしたコツや正確な時間・量で、味わいが全く変わることを体験した受講生からは、驚嘆の声があがっていました。
 後半は、講座室に場所を移し、株式会社ヒロコーヒー山本光弘社長から、淹れ立てのコーヒーとお菓子をいただきながら、歴史や文化、生産事情、地球の裏側にいる生産者の思いを学びます。世界全体で1日に20億杯飲まれているコーヒーですが、40年後には生産量が減るといわれており、その対策として、いま世界では「サスティナブルコーヒー(持続可能なコーヒー)」が注目を浴びています。「レインフォレスト・アライアンス認証」や「バードフレンド認証」などのマークがついた商品の意味などを学びました。
 買い付けの映像や写真も紹介され、おいしいコーヒーが届くまでの様子がよくわかる内容に、参加した受講生は何度もうなづいていました。

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