オー、キモノ!留学生の着物体験「Try On KIMONO」

2012.05.26.sat/東生涯学習センター

オー、キモノ!留学生の着物体験「Try

5月26日(土)、東生涯学習センターで「Try On KIMONO」が開催されました。
これは主に留学生を対象にしたもので、衣服の視点から日本文化の一端を学ぶために、実際に着物を着てもらおうという取り組みです。
(主催:東生涯学習センター/共催:国際交流グループ チャターボックス)
無料で着物体験ができるということで、定員を上回る23人の男女が集まり、東生涯学習センターの和室は熱気にあふれました。
用意された着物や帯から、自分の着たいものを選び、順番に着せてもらいます。皆さん、自分の個性を良くご存知なのか、色も柄も、自分に良く合うものを選んで、とてもよく似合っていました。
参加した留学生23人の出身は、インド、インドネシア、カナダ、韓国、タイ、台湾、中国、ベトナム、モンゴル。スマートフォンでお互いの姿を撮影して、その場で保護者や友人に写真を送っていました。
着物の多くは、市民の寄付によるもので、現在ではなかなか手に入らないようなしっかりとした刺繍や染めが施された立派なもの。着付けも下着こそ略式でしたが、着物と帯は本格的で、世界中どこに発信しても「これぞ日本の着物!」と誇れる姿でした。
着付け体験の後には、着付けを担当した藤田貴代子さんを囲んでお茶を飲みながら、着物についての質問時間が設けられました。「たもとの長さの違いは何なのか」「浴衣は着物でしょうか」「着物における左右の意味」など、説明を興味深そうに聞く参加者のみなさんでした。

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