節分の福護摩祭りに向けて

2012.01.30.mon/帝釈寺(粟生外院2丁目)

節分の福護摩祭りに向けて

箕面市粟生外院にある帝釈寺では、毎年節分の前日、2月2日に福護摩祭りが開催されます。
それに先だって1月30日(月)に、地域の皆さん約50人が集まって祭の準備が行われました。
当日ふるまわれるお餅や福豆の準備は帝釈寺講堂で行われました。もち米約400kgを使い、大小合わせて600個以上のお餅が作られました。手で形作るので全く同じ大きさのお餅を作るのは難しいものですが、いただく人の身になって、なるべく同じ大きさになるようにと心をこめて作っているとのこと。
また「節分の豆を引き出しに入れて1年間置いておくと雷よけになる」という亡き母の言葉を思い出しながら、福豆の袋詰めをされているかたもいました。
本堂で行われた仏具磨きは、一つ一つ丁寧に「自分の心を磨くつもりで」行っているそうです。
帝釈寺で節分の前日に福護摩祭りを行うのは、お餅や福豆を前日にお渡ししすることで、節分当日、家庭で豆まきなどをしやすいようにとの配慮からです。
 旧暦では立春が1年の始まり。節分の行事を家族でなさってしっかり厄落としを済ませ、良いスタートを切られますように。

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