文化財防火デー、勝尾寺の防火訓練

2012.01.26.thu/勝尾寺

文化財防火デー、勝尾寺の防火訓練

1月26日は「文化財防火デー」。昭和24年1月26日に、法隆寺金堂の火災で貴重な文化財が失われたことを教訓に、全国で重要文化財の消火訓練が行われています。
 箕面の勝尾寺では、厳しい寒さの中、箕面市消防本部、消防団、勝尾寺自衛消防隊による合同消火訓練が実施されました。
「本堂で火災発生」という設定のもと、まずは勝尾寺自衛消防隊による火災発見・通報を皮切りに、文化財に見立てた大だるまの持ち出し、初期消火放水訓練が行われました。
その後、消防本部・消防団の消防隊が到着。揚水・中継・放水訓練を行いました。

勝尾寺には、重要文化財に指定されている薬師如来坐像、法華経などが保管されています。これらの貴重な財産を、大切に後世に伝えていきたい…訓練に参加したみなさんの真剣な表情から、そんな決意が伝わってきました。

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