二人合わせて143歳!?渡辺兄弟ハーモニカ・コンサート

2011.06.25.sat/西南図書館

二人合わせて143歳!?渡辺兄弟ハーモニカ・コンサート

 6/25(土)午後1時30分から、西南図書館2階大会議室で「渡辺兄弟ハーモニカ・コンサート」が開催されました。渡辺兄弟のお兄さん・一義さん(青シャツ)は73歳、弟の義彦さん(えんじ色)は70歳ということで「二人合わせて143歳です!」と、さっそく会場の笑いを誘っていました。
 曲目は「山小屋の灯」から始まって、懐かしいフォークソング、唱歌、童謡、シャンソン、タンゴ、クラシック、演歌と何でもござれ。ZARDの「負けないで」や植村花菜の「トイレの神様」までも飛び出し、あらゆるジャンルを網羅した観がありました。
 兄弟が使用しているのは「複音ハーモニカ」といって、ビブラートのかかった美しい音が特徴です。このハーモニカを二段重ね、三段重ねに持って、和音の変化や転調に合わせて素早く吹き分け、時には台上のハーモニカと素早く持ち替えながら、ハーモニカだけで複雑な音を構成していく妙技に、会場からはさかんに拍手が送られました。ニコニコと楽しそうに解説する兄・一義さん、その横から面白いちょっかいで笑わせる弟・義彦さん、兄弟のかけあいトークも絶妙でした。アンコールの「二人でお酒を」では、参加者からも歌声が上がり、和やかなひとときとなりました。
 兄・一義さんは名古屋、弟・義彦さんは京都在住ということで、練習は義彦さんが月に一度名古屋まで出かけて行って合わせているそうです。とても素敵な兄弟デュオの渡辺さんたちには、今後も末永く活動を続けていただき、来年も箕面で「二人で145歳です!」の声を聞きたいものです。

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