「きらっといきる」での出会い、牧口さん語る!

2011.01.29.sat/障害者福祉センター「ささゆり園」

「きらっといきる」での出会い、牧口さん語る!

『NHKテレビ番組「きらっといきる」での出会い〜あの人生、この人生、わたしの人生〜』と題した第3回人権問題啓発講座が、西小路3丁目の障害者福祉センター「ささゆり園」で開かれました。
講師は、「きらっといきる」で司会をされていた牧口一ニ(まきぐちいちじ)さん。
牧口さんは、脊髄性小児マヒ(ポリオ)によって両下肢が不自由になり、松葉づえ・車椅子の生活で、グラフィックデザイナーとして活躍されています。
また現在、自然災害で被災した障害者を支援するNPO・被災障害者支援「ゆめ風基金」代表理事も務めていらっしゃいます。
牧口さんといえば、小学校などでも精力的に講演会をされているので、お話を聞いたことがあるというかたも、箕面市内にはたくさんいるのではないでしょうか?
会場は超満員、100人を超す人が集まっていました。
テレビ番組「きらっといきる」では、本当にたくさんの障害者と出会ったそうです。
その一人が三谷さんという男性。
この日はその三谷さんを紹介した「キョットントンで世界を広げる」をみんなで観賞することから講座がスタート。
脳梗塞によって失語症となった三谷さんは「キョットントン」という言葉のみ発することができることから、そんなタイトルに。
「キョットントン」だけで日本を旅する三谷さん、その表情や身振り、雰囲気で相手に伝えたいことが伝わっていく様子が紹介されました。
そんな「きらっといきる」の出会いから感じたことを笑いを交えながら、お話されました。
牧口さん自身の、人生での出会いのお話も。
障害があることで、手に職をつけることを急いでいた牧口さんに「そんなに急がず、遠回りした方が良い仕事ができる」と言った先生、困った時に「いっぺんに返そうと思うなよ」とお金を貸してくれた先生など、ゆっくりわかりやすく語られる内容に、会場は和やかな雰囲気に包まれていました。
お仕事中の盲導犬も姿も。
 

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