箕面富(みのおのとみ)

2010.10.10.sun/箕面山瀧安寺

箕面富(みのおのとみ)

 古来より、身体健勝・商売繁盛に強いご利益があると世に知られた「箕面富」。
昨秋、古式に則り復活し、今年も10月10日に執り行われました。
 江戸時代に流行った一種の宝くじ。興行主が番号入りの富札(とみふだ)を発売し、別に用意した同じ番号の木札を箱に入れ、期日に箱の小穴から錐(きり)で木札を突いて当たりを決め、「福」を授ける。主に寺社が修復費募集の場合に幕府から許可されて興行主となりました。その富くじの発祥の寺が箕面山瀧安寺です。
 「箕面富」には身体健勝、家内安全、そして商売繁盛に強いご利益があり、「福富」とも呼ばれるほど、その名声は広く響き渡りました。
 強いご利益があった「箕面富」。その「福富」が復活しています。

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