とどろぶち納涼盆おどり

2010.08.27.fri/とどろぶち公園(桜ヶ丘4丁目)

とどろぶち納涼盆おどり

ずいぶん長いこと、雨の降らない日が続いていましたが、この日・「とどろぶち第33回納涼盆おどり」開始前に、久しぶりの夕立が降りました。夕方6時、第三中学校吹奏楽部の演奏が始まる頃には雨も収まり、そして空にはほぼ完全なアーチの虹が現れました。夕空の下、虹を背景に、三中吹奏楽部は浴衣姿で軽快な演奏を披露。毎年恒例、顧問の広沢先生(なぜか「誠」の文字入り、新撰組ハッピ姿)の、教え子たちの演奏をバックに歌うカラオケならぬ生オケ熱唱に、周囲からはひときわ大きな手拍子と拍手が起こりました。
 暮れていく空とともに、公園には次第に人たちが集まってきます。広場の周囲には屋台が立ち並び、売る方も買う方もにぎやかに立ち回っていました。夜7時、いよいよお待ちかねの盆おどりが始まります。まずは炭鉱節、やぐらの上では三味線・笛・太鼓の生演奏と歌。最初は少なかった踊り手も、一人、また一人と輪の中に引き込まれ、盆おどりらしくなってきました。江州音頭で人もかなり増え、そして河内音頭になると「待ってました」とばかり、歳に似合わぬ?軽快なステップを披露する人も。
 踊りの輪のさざめきが夜空に響く、そんな夏の終わりのひとときでした。

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