太陽と情熱の国・メキシコからやって来た!

2009.09.17.thu/メイプルホール(大ホール)

太陽と情熱の国・メキシコからやって来た!

第17回メキシコ文化の夕べ「フィエスタ メヒカナ 箕面2009」。今年もメイプルホールが、鮮やかなメキシコ色に染まりました。
夕方6時30分から、オープニングは聖母被昇天学院のコーラス&ハンドベル演奏。続いて式典が行われ、日本とメキシコの国旗を背に、来賓が次々とお祝いのメッセージを伝えました。
江戸時代、難破したメキシコ船の乗組員を救助したことが日本とメキシコの交流の始まりとされています。そして、今年はちょうど400周年に当たるということで、関係者のみなさんには特別な感慨があるようでした。
ステージの演目、日本人の愛好家たちによるメキシカン・ダンスでは、極彩色の衣装が舞台に咲き乱れました。長いスカートのすそを両手で打ち振るいながら踊ると、すそがまるで生き物のようにうごめきながら渦巻き模様を描きました。
箕面市と国際友好都市の関係にあるメキシコ・クエルナバカ市からは、同市モレロス大学の学生四人が日本語研修のために箕面を訪れています。そのうちの一人、アナさんはマイクを握り、舞台中央で独唱を披露。鈴を振るようなソプラノの美しい声に、観客席からは感嘆のどよめきが起こりました。同じくナンシーさん、ノエリアさん、マリアナさんは民族衣装で息の合った踊りを見せてくれました。
第二部は、メキシコからやって来たプロの演奏団「マリアチ・アガベ」によるコンサート。六人の男性メンバー、演奏は迫力!ノリノリ!とにかく「かっこいい男たち」といった印象で、「マラゲーニャ」「ラ・バンバ」などの有名な曲に合わせて、会場からも手拍子の応酬。最後は観客も参加して、舞台の上はダンス・カーニバル。生演奏に合わせ、日本人もメキシコ人も入り混じって楽しく踊り続けました。

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