2009.02.16.mon/箕面市役所別館6F

2/16(月)、午前10時。
「宝塚を震源とするマグニチュード7.6の地震が発生し、箕面市で震度6を観測した」という想定で、災害時の対応を訓練する「箕面市防災訓練」が行われました。今回は「図上訓練」、すなわちシミュレーションです。市役所の職員が、「医療対策部」「避難誘導部」「物資供給部」など13の部署に分かれて、次々と伝えられる状況に対処していきます。
「○○○地区で火災発生」
「○○で道路陥没のため、通行止め」
「市内の90%で停電、5万軒に影響」
「自衛隊に出動要請」
被害状況、それに対する対策状況、避難所の情報などが壁の大きな用紙に付箋で張り付けられていきます。災害対策本部の会議が開かれ、災害対策本部長(市長)に各部からの報告が寄せられます。
2時間の訓練を終え、市長から「いくつか課題が残ったが、おおむね訓練の目的は達成できた。今後は小規模災害でも対策本部を設置し、災害に備える体制を整えていきたい。『災害は必ず起こるものだ』という認識で臨みたい」という講評が伝えられました。