6月の晦日は夏越の大祓で「茅の輪くぐり」

2021.06.30.wed/阿比太神社

6月の晦日は夏越の大祓で「茅の輪くぐり」

 早いもので、今年も半分が過ぎました。6月30日(水曜日)に、阿比太神社で「夏越の大祓」が行われました。毎年6月と12月の末日である「晦日」には、「大祓」と呼ばれる神事があり、日々を過ごす中で知らず知らずのうちに犯してしまった罪や身についた穢れを清めます。
 当日行われた「夏越の大祓」では、本殿正面に約2メートルの大きな「茅の輪」が設置されました。11時から開催された祭典では、近隣のかたや、初めて訪れたかたなど、50人程の参拝者が次々と、8の字を描くように茅の輪をくぐっていきました。
 近所からこの祭典を知らずに訪れた女性は、「初めての体験で、清々しい気持ちになった」「健康や家族の幸せを願いました」と感想を話していました。
 同神社 禰宜の内藤景都さんは、「『元気』な状態から『気』が枯れることで元気がなくなってしまうので、夏越の大祓で『元の気』に戻し、残り半年を『元気』に過ごしていただきたい」と語りました。

箕面の「ゆず」で電気を作ろう!親子実験教室

2021.06.27.sun/大阪青山大学

箕面の「ゆず」で電気を作ろう!親子実験教室

 6月27日(日曜日)、大阪青山大学で、親子で行う科学実験教室が開かれ、今回は箕面特産の「ゆず」で電気を作る公開講座が行われました。健康科学部 子ども教育学科の萩原憲二教授が講師となり、電気が作られる仕組みや実験の方法などを分かりやすく解説していました。実験は、「ゆず」を使って電気を作り、LEDライトや小型のオルゴールを鳴らしてみようという内容です。
 今回実験で使用した材料は、導線や金属板、タレビンなどの容器、電気が発生したことを確かめるためのLEDライトやオルゴール、そして「ゆずジュース」です。
 実際にオルゴールが鳴ったときは、子どもたちのうれしそうな笑顔や歓声が会場いっぱいに溢れ、親子のコミュニケーションも充実した時間となっていました。
 実験の結果、少量のゆずジュースだけでは、オルゴールの音色も不安定で、LEDライトも点灯しませんでした。しかし、ジュースを入れた容器をいくつか「直列」に繋ぐことで、より大きな電気が発生し、オルゴールから流れている音楽もしっかりと聞き取ることができました。
 参加した小学生は、「金属板を『プラス』と『マイナス』に分けて差し込むところが難しかった」と実験の感想を話していました。
 講師を務めた萩原教授は、「なぜLEDライトがつかなかったのか」「どうやったらつくのか」という素朴な疑問を持ち、解決する楽しさを味わってほしいと呼びかけていました。
 ゆずの代わりに、「レモン」や「じゃがいも」でも同様に電気を作ることができるため、夏休みの自由研究にいかがでしょうか。

「箕面市立船場図書館」がオープン!

2021.06.26.sat/箕面市立船場図書館

「箕面市立船場図書館」がオープン!

 6月21日(月曜日)、箕面市船場東3丁目に「箕面市立船場図書館」が開館しました。大阪大学外国語学部の大学図書館を兼ねた図書館で、およそ71万冊を所蔵。船場地域の情報拠点として期待されています。
 館内は、「一般エリア」と「にぎやかエリア」に分かれています。2階の「一般エリア」には、小説や趣味の本もたくさんそろい、「にぎやかエリア」には、お子様連れでも本を楽しめるキッズスペースがあります。
 3階と4階は大阪大学の蔵書があるフロアで、専門書や世界25の言語で書かれたさまざまなジャンルの本が並んでいます。英語を中心に、フランス語やロシア語、ペルシア語などの比較的薄い本が並ぶコーナーもあり、レベルによって語学学習ができるようになっているほか、中・高校生専用の自習スペースもあります。なお、大阪大学の蔵書を借りるためのカードは、箕面市の図書貸出券を持っていれば作ることができます。
 オープン後初めての週末を迎え、来館者からは「大きな図書館で、新鮮」「フロアが見やすく歩きやすい」といった感想を聞くことができました。また、すでに3回訪れたというかたからは「バリアフリーで子どもを連れて訪れやすい」といった声もあり、親子でゆっくりと本を楽しむことができることが伝わってきました。
 船場図書館は、大きな三角形のガラス窓が特徴で、新御堂筋側道から見える、学習センターやホールと一体となった複合公共施設内にあります。

■開館時間:平日は午前9時〜午後8時、土曜日・日曜日・祝日は午前10時〜午後5時(年末年始は休館日)
大阪府箕面市船場東3丁目10番1号
TEL 072-727-1033 箕面市立船場図書館ホームページ

同じ時代を生きた二人を知る企画展 「三島海雲と与謝野晶子」展

2021.06.25.fri/箕面市立郷土資料館

同じ時代を生きた二人を知る企画展 「三島海雲と与謝野晶子」展

 明治11年(1878年)箕面市の教学寺に生まれた「三島海雲」。7月7日、七夕の日に発売された、「カルピス」の生みの親として知られています。
そして、その同じ年に堺市の和菓子店に生まれた「与謝野晶子」。実は二人の間では、長年の付き合いがありました。その当時の交流が分かる貴重な資料を展示した企画展が、8月25日(水曜日)まで、箕面市立郷土資料館で開催されています。
主な見どころは、与謝野晶子が詠んだ「カルピス」の歌に関する草稿ノート。カルピスの広告などでは、即興で作られたと言われていましたが、下書きノートの存在が明らかになり、しっかりと考えられて作られていることが伝わってきます。
 この他にも、三島海雲が与謝野夫妻に宛てた年賀状や、「カルピス」発売当初の瓶(復刻版)など興味深い資料を、二人の生い立ちとともに紹介しています。

<企画展「三島海雲と与謝野晶子」>
開催期間:6月25日(金曜日)〜8月25日(水曜日)午前10時〜午後5時 ※木曜日休館
開催場所:箕面市立郷土資料館(箕面6-3-1 みのおサンプラザ1号館地下1階)
入場無料

箕面市の防災訓練(風水害想定)に参加しました

2021.06.24.thu/箕面市役所

箕面市の防災訓練(風水害想定)に参加しました

 梅雨となり、大雨による風水害が発生しやすい時期となりました。6月24日(木曜)に箕面市役所で防災訓練が行われ、タッキー816も参加し、情報伝達の訓練を行いました。
 訓練は、箕面市に大雨(土砂災害、浸水)、洪水、暴風警報が発表され、今後さらに雨が強くなるという想定。時間が経過するごとに、避難所の開設や停電、道路の通行止め、土砂災害発生などの情報が増えていき、その中で収集した情報をどう取捨選択し分かりやすく発信するか、箕面市の情報対策部と連携しながら訓練しました。
 大雨などの災害時に自治体が発表する避難情報については、5月20日から、ガイドラインが変わりました。警戒レベル4で発表されていた避難情報には、これまで「避難勧告」と「避難指示」がありましたが、違いが分かりにくいとして、「避難指示」に一本化されました。新しい「避難指示」では、危険な場所にいる人は全員、避難をするように呼び掛けています。
 いざというときの行動として、「避難所に行く」ほうが安全か、「家にいる」ほうが安全か、箕面市の防災マップを参考に、再度ご家族と確認し合ってみてください。
 タッキー816は、箕面市で災害が発生した場合、このような緊急情報をラジオで放送し、ホームページでも公開します。災害対策本部に直接スタッフが入り、市民のみなさんに必要な情報を選別して発信します。箕面市役所にはタッキー816の電波に割り込んで緊急放送ができるシステムも整備されています。ラジオと緊急サイトで発信していきますので、災害時はどうぞご活用ください。

新しい複合公共施設に、新しいモニュメント登場!

2021.06.21.mon/船場広場

新しい複合公共施設に、新しいモニュメント登場!

 箕面市船場地区の複合公共施設が、緊急事態宣言期間があけた6月21日(月曜日)、オープンしました。北大阪急行線の新しい駅「箕面船場阪大前駅」の周辺まちづくりの核として箕面市が進めていた、図書館、生涯学習センター、駐輪場、駐車場、そして、8月1日オープンの文化芸能劇場が一体となった複合公共施設です。なかでも、図書館は、大阪大学外国学図書館の蔵書60万冊を含む、約71万冊を所蔵する大規模な図書館で、2階は萱野南図書館にあった蔵書を中心に、3階と4階は、世界25の言語で書かれたさまざまなジャンルの本があり、大学と自治体が共同運営する話題の図書館です。
 船場複合公共施設のオープンにあわせて、南側の階段をあがった広場の一角に、箕面ロータリークラブが記念のモニュメントを寄贈し、この日、上島一彦市長もかけつけ、モニュメントと記念の撮影にのぞみました。
 このモニュメントは、箕面ロータリークラブの50周年記念事業の一環として寄贈されたもので、鏡面仕上げされた5つのBOXが段ごとに向きを変えて高く積み上げられ、周辺施設の案内が刻まれています。箕面ロータリークラブ 50周年記念事業実行委員長の黄堂泰昌さんは「箕面市在住のデザイナー植松琢磨さんによる「route(道)」というモニュメントは、周囲と調和するステンレスの鏡面仕上げで、船場地区の周辺施設や住居エリアに行き交う人々が、それぞれの異なる道を歩み成長することを表しています。地域のシンボルとしても道行く人々に末永く愛される道標となるように願っています」と話していました。
 このモニュメントは、鏡のようにキラキラ光って見えるので、遠くからでもすぐ分かります。船場図書館や船場生涯学習センターにお出かけの際は、ぜひ見上げてみてください。

箕面 交通・観光案内所、リニューアルオープン!

2021.06.21.mon/箕面 交通・観光案内所(阪急箕面駅)

箕面

 6月21日(月曜日)、阪急箕面駅の箕面 交通・観光案内所がリニューアルオープンしました(当初は5月1日オープン予定。緊急事態宣言期間となったため臨時休館)。
 新しくなった箕面 交通・観光案内所は、箕面の観光案内はもちろんのこと、ハイキングマップや観光名所を紹介したパンフレットや、外国語版のおさんぽマップなどを設置しているほか、箕面観光ボランティアガイドの受付、オレンジゆずるバスの回数券・定期券の販売を行っています。入口を案内する看板を一新し、案内所内も各種ちらしのラックを「ハイキング」「観光」「近隣のお店」など、目的に合わせて探しやすいように設置しました。
 リニューアルオープン初日は、ハイキングマップを求めてハイカーのかたが来所したり、オレンジゆずるバスの回数券を買いに訪れる人の姿がありました。
 箕面観光で夏にかけて特におすすめは「箕面川床」。箕面国定公園の緑や箕面川のせせらぎ、鳥のさえずりをききながらお料理が楽しめます。また、箕面観光ボランティアガイドで何よりおススメなのは依頼ガイド。こういうところを見たいといった、お客様のニーズに合わせてツアーを作ってくれるそうです。
 同観光案内所スタッフは「観光情報、交通情報をどんどん発信していきますので、お気軽にお立ち寄りください。笑顔でお待ちしています」と笑顔で話していました。

☆箕面 交通・観光案内所
〒562-0001箕面市箕面1-1-1
TEL:072-723-1885
開館時間:平日10時〜16時、土・日曜祝日9時〜17時
休館日:木曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月28日〜1月4日)
11月は休館日なしで全日9時〜17時開館

ガンバ大阪から寄付を受けて、箕面市が感謝状を贈呈しました

2021.06.21.mon/箕面市役所

ガンバ大阪から寄付を受けて、箕面市が感謝状を贈呈しました

 箕面市をホームタウンとするガンバ大阪の小野忠史代表取締役社長が市役所を訪れ、チャリティーオークションで集まった売上金の一部(20万7288円)と、選手のサイン入りユニフォームを箕面市に寄付・寄贈しました。
 小野社長は「新型コロナウイルス感染症の対策に役立ててほしい」と話し、これに対して、上島一彦箕面市長から感謝状が贈呈されました。寄付金は、ガンバ大阪の意向に沿って、新型コロナウイルス感染症対策のために今後活用されるということです。

花菖蒲、美しく

2021.06.11.fri/粟生間谷地区

花菖蒲、美しく

 箕面市の東部、大阪モノレールが見渡せる粟生間谷地区で、農地を活用したミニ菖蒲園の花菖蒲が、今年も、5月下旬から6月上旬に満開を迎えました。菖蒲園を作って大切に育てているのは地元の農家のかた。田畑が広がる農地の一画に「みなさんに楽しんでもらいたい」と、およそ200株の花菖蒲を植え、2000年から育てています。
 花菖蒲は、古くから日本で愛されてきた花で、花の付け根に黄色の筋があるのが特徴です。花の色は、白、青、紫、ピンク、黄色などがあり、花びらに絞りや、斑模様が入ったものもあります。花は、直径10cm〜15cm程の大きさで、3枚の大きな花びらと、3枚の小さな花弁が直立する形をしていて、八重咲の品種もあります。
 毎年この花菖蒲を、地域の高齢者施設やお寺、公共施設などにおすそ分けされているほか、ミニ菖蒲園には、毎年、粟生幼稚園の園児たちが見学にやってきます。花菖蒲は、子どもたちと同じくらいの背丈で、なかには、花を見上げてみるお友達も。花菖蒲の見学以外にも、田植えのミニ体験など、子どもたちに自然と触れ合う体験を提供しています。
 「長年にわたり花菖蒲を心のいやしとして、楽しみながら育てています。たくさんのかたに励ましてもらい、園児たちからパワーをいただき、心から感謝しています」と話していました。(下段の写真は満開のときのものです)

緑地で歌声ひろば@ナルクみのお

2021.06.10.thu/木戸が池緑地(西宿1)

緑地で歌声ひろば@ナルクみのお

 会員同士がボランティアで助け合う高齢者の市民活動グループ「特定非営利活動法人 ナルクみのお」は、健康を維持するための体操や、クリーンハイキング、高齢者施設のサポートなどを定期的に行っています。
 毎月1回らいとぴあ21で開催していた「歌声ひろば」が、4月から緊急事態宣言により、会場が使用できずに中止になっていました。会員のみなさんは、歌うことは健康にもよく、なんとか開催できないかと、屋外で安全に距離をとりながら歌うことを考え、6月10日(木曜日)、西宿1丁目の木戸が池緑地で開催しました。歌の指導者・長田裕美子さんが、電池式キーボードを持参し、大きな桜の木の下に設置。参加者は26人で、みなさん木陰に入ったり、ブルーシートをひいて座りながら、また、日傘をさしながら、久しぶりの歌を楽しみました。
 準備体操のあと、発生練習で歌う態勢をしっかり整え、「ホタル」「椰子の実」を歌ったあと、水分補給のために休憩。休憩後は、竹内まりやの「いのちの歌」を、みっちり指導してもらっていました。この日は、さらに「夏の思い出」「忘れな草をあなたに」など合計5曲を楽しく歌い、みなさん、3カ月ぶりに歌えたことを心から喜んでいました。
 参加した女性は「柳が美しい緑地で、久しぶりにみなさんにお会いして、大きな声で歌うことができうれしく思います。みんなコロナワクチン1回目の接種を終えていて、2回目の接種後、以前のように活動できる日が早くくることを願っています」と話していました。

公園の紫陽花、例年より早めの見頃を迎えました

2021.06.09.wed/杉谷南公園(船場西2)

公園の紫陽花、例年より早めの見頃を迎えました

 箕面市内の各所で、紫陽花が見ごろを迎えています。勝尾寺の紫陽花は毎年有名ですが、西脇公園南側の千里川支流沿いや、かやの幼稚園北側の歩道沿いなど、まちなかでも、いろいろな色のあじさいが見られます。
 船場西2丁目、市道小野原豊中線沿いにある「杉谷南公園」でも、紫や青、ピンク、白など200株をこえる色とりどりの紫陽花が、例年より早く見頃を迎えました。
 お世話をするのは、船場西にお住いの古川博美さん。杉谷南公園を始め、杉谷公園、新船場西公園など、船場西にある4カ所の公園の、桜や紫陽花、ツツジなどの剪定などを、長年ボランティアでされています。
 活動を始めたきっかけは、ウォーキング中に目にした公園のごみ。「せっかく体を動かすなら世間に役立つことをしよう」と、翌日から、ごみ拾いのボランティアにシフトしました。ごみ拾いを続けるうち、今度はあまりにも多い雑草に手を焼きます。抜いても抜いても次々とはえる雑草。どうしたものかと考えた末、市の公園管理のセクションにも相談・承認の上、紫陽花を植えることになりました(低木などを植えることで雑草の日当たりが悪くなり育成を抑えられるため)。新船場西公園で活動グループと一緒に育てていた紫陽花の挿し芽から苗を育て、およそ150本を杉谷南公園の雑草地帯へ植え付けました。毎年花が落ちる頃には、翌年のために、花から脇芽までの節をバッサリ剪定します。水やりなどは近所のかたも手伝い、地域のみなさんもこの季節を楽しみにしています。
 古川さんは、昨年のみのおエフエムの取材で、「紫陽花は公園の雑草対策として植え始めたものです。世話は、安心安全で快適なまちづくりのために続けています」と話してくださいました。
 晴天が続くなか、紫陽花たちは、もう少しおしめりがほしいと、少しこうべを垂れていました。

小学校で防犯教室

2021.06.08.tue/箕面市立中小学校

小学校で防犯教室

 箕面市立中小学校で、1・2年生を対象に防犯教室が行われました。お話は、大阪府警察本部の、女性警察官の防犯指導専門チームのみなさんです。コロナ禍のため、会議室と、子どもたちの教室をオンラインで結んで実施。間近で見ることはできませんでしたが、警察官のかたが、モニター越しに、みんなに話しかける方法で行われました。
 防犯教室の内容は、誘拐の防止。通学の途中などで、子どもたちが誘拐などの被害に遭わないように、さまざまな場面を想定して、寸劇で分かりやすく教えてくれます。まず、女性警察官のかたがみなさんにご挨拶し、ゲストを紹介。ゲストの名前は「ゆうかい するぞう」さん。着ぐるみで登場しました。
 「ゆうかいするぞう」さんは、連れて行きやすい子は、1人で遊んでいる子、そして、大きい声を出す元気な子が苦手だと教えてくれました。警察官のかたは、下校時は1人で歩く時間を短くしよう、人が多い道を選んで歩こう、怖い目にあったときは大きな声を出そう、などとアドバイスしていました。
 防犯教室に参加した児童は「ゆうかいするぞうがおもしろかった」「知らない人に声をかけられてもついて行ったらダメだとわかりました」などと話していました。
 この日の下校時は、大阪府警察のマスコットキャラクター「フーくん・ケイちゃん」が、校門で子どもたちを見送り、その後、学校の周辺をパトロールしました。

箕面の低アレルゲン学校給食のレシピ本が発刊!

2021.06.03.thu/大阪青山大学

箕面の低アレルゲン学校給食のレシピ本が発刊!

 箕面市が取り組む、低アレルゲンの給食レシピを一冊にまとめた「箕面のおいしい低アレルゲン献立 給食レシピ」本が、5月31日(月曜日)に発刊されました。
 この本は、大阪青山大学(箕面市新稲)健康科学部健康栄養学科の講師・蜂須賀(はちすか)のぞみさんが著者となり、箕面市立小・中学校の栄養教諭や学校栄養職員で構成される箕面市教育研究会食育部会の協力で、箕面の給食で実施されている「低アレルゲン献立」を、家庭料理として楽しめるようにまとめたレシピ本です。
 箕面市の学校給食は、多くの子どもが同じ献立を食べられるように、食物アレルギーの原因となる食品をできるだけ使わずに作られていますが、このレシピ本では、小麦粉の代わりに米粉を使った麺や、牛乳の代わりに豆乳を使ったスープなどのメニュー56品目が、ご家庭でも楽しめるようにアレンジして紹介されています。レシピは、主食・主菜・副菜・汁物などの項目別に、2人分の分量で掲載され、蜂須賀さんのイラストや、箕面の農家さんの情報入りです。
 蜂須賀さんは「箕面市の低アレルゲンの給食は『できない』とあきらめてしまうのではなく、どうしたらできるかをみんなで考えて実現しています。工夫したらできるということにもつなげてほしいです。ぜひご家庭で作ってみてください」と話していました。
 レシピ本は、税込1,000円で販売されています。詳しくは、大阪青山大学(072-722-4165)へお問い合わせください。

page top