第18代箕面市長、初登庁!

2020.08.27.thu/箕面市役所

第18代箕面市長、初登庁!

 8月27日(木)、第18代の箕面市長、上島一彦市長が初登庁しました。上島市長は去る8月23日(日)に行なわれた選挙で4万1180票を獲得して当選を果たしました。
 初登庁では、市役所の玄関前で大勢の支援者や職員らが出迎え、花束の贈呈を受けました。市長としての初仕事、就任式に臨み、幹部職員に向けて「住民に寄り添い、すぐに動き、日本一親切な市役所、そして、みどり豊かで住み続けたい子育て・教育日本一の街づくりをめざしたい」と話しました。
 その後、報道機関に向けた記者会見では、公約にあげていた「市長報酬2割削減・退職金ゼロ」に関する質問に対して「箕面市全体の予算からすれば削減される額は微々たるものですが、箕面市長に就任する覚悟を市民のみなさんへ示すためにも実行します」と述べました。
 上島市長の座右の銘は「艱難辛苦(かんなんしんく)汝(なんじ)を玉(たま)にす」という言葉で、「苦労をすることで人は磨かれる」という意味。「座右の銘の通り、市政においても『待ち』ではなく、何かあれば直ぐに現場に駆けつけ対応していく」と話しました。
 上島市長は、箕面で生まれ育ち、箕面市議会議員として7年、大阪府議会議員として13年、計20年間の政治経験を生かして、これから4年間、箕面市政を導いていきます。
 新市長の所信表明は「令和2年第3回定例会」の9月18日(金)に行われます。

滝ノ道ゆずるもお見送り!倉田哲郎箕面市長、ありがとうございました!

2020.08.26.wed/箕面市役所

滝ノ道ゆずるもお見送り!倉田哲郎箕面市長、ありがとうございました!

 第17代の箕面市長、倉田哲郎さんが、8月26日、任期満了日を迎え、3期12年間の市長職を退任しました。倉田市長は、6月の議会で、今回の市長選には出馬せず、市長職から退くことを表明していました。
 任期最後の日は、業務を終えた午後5時20分から、退任式が行われ、職員の前で、「本当にお世話になりました。箕面という、とてもいいまちで、市長として12年間やり切れたことを光栄に思う」と話しました。
また、「市長として仕事をする中で、ずっと気を付けていたのは、市民のかたに渡す紙一枚にしても、真摯に考えること。市役所の仕事は、全てにわたり、市民のためになることしかしていない。それが市民のかたにちゃんと伝わり、理解され、喜ばれることで、市への信頼が厚くなり、市役所の仕事もしやすくなる」と述べ、「今後、新しい市長になり、さまざまなことに挑戦する中でも、『これは市民にはどう見えるのかな』と考える癖は、変わらずに持ち続けてほしい」と呼びかけました。
 今後については、「建築・設計の分野にチャレンジしようと考えている。これからは少し気を楽に、一市民として、この先の箕面市のことを見ていきたい」と話しました。
 退庁時には、職員や支持者らが花道を作り、花束を贈呈。滝ノ道ゆずるも見送りに参加する中、両手いっぱいに花束を抱えた倉田市長は、「本当にありがとうございました」と笑顔で感謝を伝え、万雷の拍手で送り出されました。

エーゲ海地方の言語文化を紹介。連続講座「エーゲ海の生の声」

2020.08.23.sun/箕面市立多文化交流センター

エーゲ海地方の言語文化を紹介。連続講座「エーゲ海の生の声」

 箕面市立多文化交流センターでは「エーゲ海の生の声」と題した連続講座が、8月9日(日曜日)から5回シリーズで開催されています。講師は、トルコ西部のチャナッガレ県出身の、ディリック・セバルさんで、言語学の専門家でもあるセバルさんは、堪能な日本語で、エーゲ海地方の言語や文化を楽しく紹介しています。
 講座2回目の8月23日は、スライドを使いながらエーゲ海地方の文化を紹介。伝統的な手織り絨毯やトルコ刺繍、現地のお祭りについてのお話のほか、エーゲ海地方のチーズや、大自然のなかで食事をするときの定番デザートについてまで、現地の人ならではの「生の声」が盛りだくさんで、実際にエーゲ海地方へ遊びに行ったような気持ちなる内容でした。
 旅行でトルコを何度か訪れたという参加者は、「エーゲ海地方は、イスタンブールのような華やかなイメージがありましたが、オリーブや青い海など、のどかな所だと感じました」と、感想を話していました。また、お母さんから子どもへ代々伝えられてきたという、お嫁入り道具のトルコ刺繍や花嫁衣裳などは、特に女性の参加者が興味深く眺めていました。
 講師のセバルさんは「エーゲ海地方の一番の魅力は、海と自然に囲まれ、純粋な人たちが多いこと。いまはコロナ禍で海外へ行くのは難しいので、この講座で旅行した気持ちになってもらえたらうれしいです」と話しました。
 講座は、1回だけの参加もでき、あす。今後はトルコの紅茶やハーブティー、トルコ料理付きの日程もあります。お問い合わせ先は、箕面市国際交流協会(電話072-727-6912)まで。

第18代箕面市長に上島一彦さんが当選!

2020.08.23.sun/箕面駅前野外ステージ

第18代箕面市長に上島一彦さんが当選!

 任期満了に伴う箕面市長・市議会議員選挙が、8月23日(日)に行われ、大阪維新の会の上島一彦さんが、4万1180票を獲得して当選を果たしました。新しい市議会議員23名も決定しました。
 投票率は、市長選49.34%、市議選49.35%で、前回2016年の市長選・市議選の46.30%を約3%上回りました。
 午後10時過ぎ、1回目の開票速報で当選が確実になり、箕面駅前野外ステージでは、集まった支持者のみなさんが当選を祝い、現職の倉田哲郎市長も駆け付け、花束贈呈などが行われました。
 上島さんは、タッキー816の取材で初登庁への意気込みについて「謙虚な気持ちで、職員さんの優れた部分は伸ばし、市民や地域の声をしっかり聞き取り、やるべきものはスピーディーにやっていく。市長として自らの身を捧げるつもりで取り組みます。」と話しました。倉田市長の任期は8月26日までで、新市長の初登庁は8月27日です。

イグサとガーゼで健康布ぞうり作り

2020.08.23.sun/みのお市民活動センター

イグサとガーゼで健康布ぞうり作り

 みのお市民活動センターで行われた「健康布ぞうり教室」。「布ぞうり」はタオルやフリース、ガーゼなどで作る室内履きで、布の柔らかさによって履き心地も変わります。ぞうりと同じように鼻緒を足の指で掴んで履くので、足裏の筋肉を使い、ツボの刺激にもなります。
 この日は、教室を主催する「健遊会」の後藤弘友さんが講師も務め、18人の参加者が布ぞうり作りにチャレンジしました。
 材料は、ぞうりの土台になるイグサを縄状に編んだものと、ガーゼで編んだ鼻緒、そして、ガーゼの編み布で、輪っか状のイグサの中心部に編み布をあてて、ぞうりの幅を意識しながら、緩くならないように巻いていきます。土台ができたら、鼻緒を割り箸で差し込み、留めて、完成です。
 参加者のみなさんは、お互いに教えあったりして楽しみながら作っていました。初めて「布ぞうり」作りに挑戦するという女性は、「手作りするのが好きだし、布ぞうりは健康によさそうなので参加しました。思っていたより難しいですが、その分、完成したらうれしいと思います。履くのが楽しみです」と話していました。

8月23日は箕面市長・市議会議員選挙

2020.08.17.mon/箕面市内

8月23日は箕面市長・市議会議員選挙

 任期満了に伴う箕面市長と市議会議員選挙が8月16日告示され、市長に3人が、市議会議員に定数23人のところ28人が立候補し、熱い選挙戦が始まりました。
 選挙用の掲示板は箕面市役所正面のほか、市内269カ所に設置され、各候補者のポスターが掲示されています。また、8月17日〜22日には市内4カ所で期日前投票所が開設。箕面市役所別館6階、阪急箕面駅前の平尾会館、豊川支所、みのお市民活動センターに設けられています。
 投票したかたには、ポストカード型のオリジナル投票済証が配付されていますが、この投票済証には、箕面のゆずPRキャラクターの滝ノ道ゆずるとモミジーヌが、夕空を見上げながら夏の思い出を振り返るようすが描かれていて、風情たっぷり。残暑お見舞いのはがきとして使用できます。
 投票所では、新型コロナウイルスの感染防止対策が徹底されています。投票者を用紙に書き込む鉛筆も使い切りのものを使い、受付や投票箱の前には飛沫防止フィルムが貼られています。平尾会館では、ハイキングのついでやお買物のついでに投票に訪れるかたの姿が見られました。
 投開票は8月23日に行われ、開票速報は、当日午後10時から30分ごとに市ホームページに掲載されるほか、タッキー816のラジオとホームページでも発表されます。

小学生の硬式野球大会で優勝!「北摂ドリームズ」

2020.08.16.sun/姫路市立灘浜グラウンド

小学生の硬式野球大会で優勝!「北摂ドリームズ」

 「第51回姫路市長旗争奪姫路アイアンズ大会」が開催され、小学生の硬式野球チーム「北摂ドリームズ」が、トーナメント戦を勝ち抜いて見事優勝を果たしました!
 コロナ禍でチーム練習ができない中、指導者に動画を送るなどして、各自で練習に取り組んだ子どもたち。キャプテンの赤錆壮汰さんは「みんなの心を一つにすることができました。次の大会も優勝します!」と力強く話していました。

毎週土曜日開催!みのおフードマルシェ

2020.08.15.sat/みのおキューズモール

毎週土曜日開催!みのおフードマルシェ

 みのおキューズモールで、毎週土曜日、こだわりの食材やおすすめグルメが並ぶ「みのおフードマルシェ」が開催されています。食を通じて交流するイベントで、箕面や北摂を中心に地元産の食材や、その食材を使った料理など、たくさんのこだわりグルメのブースが出店されています。
 8月15日は11店舗が出店。有機栽培の野菜や、特製のタレに漬け込んだ唐揚げ、夏野菜カレー、たこ焼き、かき氷、ドライフルーツなどがあり、店主さんと会話を楽しみながら買い物する人の姿が見られました。
 門真市から愛犬を連れて来場したご夫婦は「みのおキューズモールには月に一度、犬用グッズを買いにきます。今日は、箕面産のハチミツと、匂いに惹かれて唐揚げを買いました。いろいろなものが出店されていて楽しいですね」と話していました。
 当日は、グリーティングカードを作るワークショップも開催されていて、たくさんの親子連れがチャレンジしていました。8月22日は紙芝居が行われるということです。
 「みのおフードマルシェ」は、みのおキューズモールの新しくなったキューズステージ周辺で、毎週土曜日午前10時から午後4時に開催されています。出店ブースは毎週変わり、出店情報は「みのおフードマルシェ」のブログやフェイスブック、インスタグラムに掲載されます。

みのおキューズモールの「わんだふるDAY」

2020.08.12.wed/みのおキューズモール

みのおキューズモールの「わんだふるDAY」

 みのおキューズモールでは、8月の水曜日、わんちゃんとのお散歩でちょっぴりワクワクするイベント「わんだふるDAY」が開催されています。ペットと飼い主さんが無料で楽しめる体験型イベントで、午前10時からEASTエリア1階のキューズステージ周辺で行われています。
 8月12日は、ハーブボール作りの体験がありました。これは、人間が体調を整えるために行う温浴治療を、わんちゃんに効果が高くなるようアレンジしたもので、タイでは、ハーブボールは、ペットの健康増進や病気予防のための伝統療法だということです。
ハーブボール作りは、コットン100%の布で生姜の一種プライやウコン、レモングラスなど5種類のハーブを包み込んで固く縛ります。使うときは水に濡らし、電子レンジで温めてから、わんちゃんの肩や腰、肉球などにあてると、自律神経を整えたり、冷えやむくみに効果があるということです。
 トイプードルを連れてハーブボール作りを体験した女性は、「キューズモールは買い物や犬の散歩でよく利用します。『わんだふるDAY』の参加は2回目で、よくお腹をこわす子なので、このハーブボールで温めてあげたいです」と話していました。
 「わんだふるDAY」では、8月19日はわんちゃんの似顔絵缶バッチづくりが、8月26日は、夏の疲れをリフレッシュしてもらおうと、だんご汁を食べる催しが開催されることになっています。いずれもわんちゃんとの同伴が対象で、参加費は無料、午前10時から、先着順で行われるということです。

「戦時生活資料展」開催中

2020.08.10.mon/箕面市立郷土資料館

「戦時生活資料展」開催中

 戦時中に実際に使われていた生活道具や写真などを展示した「戦時生活資料展」が、箕面文化・交流センター地下1階の、箕面市立郷土資料館で開催されています。
 戦地での兵士の無事を願い、赤い糸で一針ずつ玉留めをしたお守り「千人針」や、兵士を元気付けるために、チリ紙やタバコ、手紙などを入れて戦地に送った「慰問袋」など、戦時中に、実際に使用されていたものが数多く展示されています。
 今回初めて展示されたのは、子どもたちが幼稚園でお絵かきをしているようすの写真で、お絵かきをしている園児の後ろに「ウチテシヤマム(撃ちてし止まん)」と書かれた紙が貼られています。これは「敵を打ち滅ぼすまでは倒れるな」という意味で、幼い頃から戦うための教育が行われていたことが分かります。
 郷土資料館学芸員の小川沙弥子さんは、「戦争を知らない世代の人にも当時の厳しさを感じていただきたい。戦時中と今の生活を比較し、平和について考えていただければ」と話していました。
◆「戦時生活資料展」
7月31日(金曜日)〜8月26日(水曜日)午前10時〜午後5時開館。木曜日休館日
☆企画展「箕面の自然と昆虫−身近なところから考えるSDGs−」同時開催

手塚治虫さんが採集した昆虫の標本、期間限定で公開

2020.08.10.mon/箕面市立郷土資料館

手塚治虫さんが採集した昆虫の標本、期間限定で公開

 箕面市立郷土資料館で開催されている箕面の自然と昆虫をテーマにした企画展「箕面の自然と昆虫ー身近なSDGsー」で、漫画家・手塚治虫さんが中学時代に採集した昆虫の標本が、8月26日水曜日まで期間限定で公開されています。
 標本は、ドロノキハムシやマツトビゾウムシなど8種類14点で、いずれも甲虫の仲間です。小さいもので2mm〜3mm、大きいものでも1cm程度という小型昆虫の標本で、一つ一つに、手塚さん自筆の、採集した日付けと場所が書かれたラベルが添えられています。また、手塚さんが絵を描いた昆虫図鑑や、箕面の昆虫について描かれた漫画も展示されています。
 郷土資料館の学芸員 小川沙弥子さんは「ぜひ標本の小ささを体感していただきたいです。これほど小さい昆虫を標本にするのは大変なことで、図鑑の絵や漫画の緻密な表現と通じるものがあります。手塚さんのすごさを楽しんでください」と話していました。
 見学に訪れた箕面市在住の女性は「子どもの頃『ジャングル大帝 進めレオ!』や『リボンの騎士』など、手塚さんの漫画が大好きでした。昆虫標本はすごく小さくて、手塚さんは小さなものの命も大切にする人だったのだと感じました」と話していました。
☆開催期間:2020年8月26日水曜日までの午前10時〜午後5時。木曜日休館

子どもたちに人気!「森の自然工作教室」

2020.08.09.sun/箕面ビジターセンター

子どもたちに人気!「森の自然工作教室」

 8月9日(日曜日)、箕面ビジターセンターで「森の自然工作教室」が開催されました。箕面ビジターセンターは、阪急箕面駅から約6kmの山の中にあり、明治の森箕面国定公園の利用拠点として、箕面の森の植物や生き物などの自然情報を展示するほか、自然とふれあう催しなどを行う大阪府の施設です。ここで、箕面の山で活動する「NPO法人みのお山麓保全委員会」が、自然観察会や工作教室などを定期的に開催しています。なかでも「森の自然工作教室」は、子どもたちに人気の催しで、木の実や枝、植物のタネなど、自然の素材を使って、飾りやキーホルダーなどを作っています。
 この日は定員を設けて3回行われ、計9家族が参加。まず、100種類以上ある自然の材料の中から、作りたい飾りをイメージしながら、どんぐりや、まつぽっくりなどのパーツを選びました。そして、「こうするとキレイにくっつくよ」などのアドバイスを受けながら、接着剤やグルーガンを使って、接着したり、色を塗ったりして、貝殻の上にパーツをのせて、思い思いの飾りを完成させました。参加したご家族は「子どもが工作が好きで、インターネットで調べて参加しました」と話していました。
 NPO法人みのお山麓保全委員会では、「新型コロナウイルスの感染予防対策を徹底して行っています。少しでも多くのかたに自然の素材を使った工作を楽しんでもらいたい」と話しています。
 箕面ビジターセンターの「森の自然工作教室」は、毎月第2日曜日に開催されています。申し込み方法は、ホームページや、箕面市広報紙「もみじだより」オアシス欄にも掲載されます。

ペルシャンダンスのワークショップ

2020.08.08.sat/箕面市立多文化交流センター

ペルシャンダンスのワークショップ

 多文化交流センターで、イラン出身のサレヒ・メヌシュさんによるペルシャンダンスのワークショップが開催されました。ペルシャンダンスは、宮廷舞踊がルーツで、現在ではイラン国民の間で広く踊られています。上品で優雅な手の動きが特徴的です。初めに、ダンスの歴史や、ポーズやターンといった基本動作についてホワイトボードを使って説明があり、その後、メヌシュさんの踊りを真似ながら、参加者も音楽に合わせて繰り返し練習し、最後には全員で一曲を踊り切りました。
 過去にメヌシュさんの踊りの公演を見たことがあり、自分もやってみたくなったという参加者は、「実際に踊ってみると手の動きやポーズがとても難しかったです。コロナ禍で家にいることが多かったのですが、今日は心身ともにリフレッシュできました」と話していました
 9月26日には、メヌシュさんら四人のダンサーと四人の演奏者による、イランの音楽とダンスを楽しむ「ペルシャン コンサート」が開催されます。イランの伝統的な打弦楽器・サントゥールや打楽器・トンバクの演奏とともに、ペルシャンダンスを踊り、悠久の世界へ誘うというコンサート、日時は9月26日土曜日午後4時から5時に、多文化交流センターで行われます。定員は申込順で30人、料金は一般が3,300円、大学生が2,200円で、申込は、箕面市国際交流協会(TEL072-727-6912)で受け付けています。

危険なときに子どもがかけこめる「こども110番」

2020.08.07.fri/箕面市内

危険なときに子どもがかけこめる「こども110番」

 8月は「こども110番月間」です。「こども110番」は、子どもたちがトラブルに巻き込まれそうになったときや、危険を感じたときに、助けを求めてかけ込むことができる場所で、地域のお宅やお店、会社などの玄関や入り口に、目印として「こども110番」と書かれたプレートやステッカーが設置されています。助けを求めて来た子どもを保護することにより、子どもたちを犯罪から守り、被害を最小限に止めようというものです。
 「こども110番」のプレートを設置して18年になるというお宅のかたは、「子どもが小学生のときに地区委員をしたことがきっかけで設置しました。委員会で「こども110番」をお願いできるところを探すことになり、誰かにお願いする前に我が家が設置しようと思い登録しました。その後、二軒のお宅にお願いにあがり、引き受けていただきました。そのお宅も、現在も継続して設置くださっています。実際に子どもさんが逃げ込んできたことはありませんが、地域のお子さんや親御さんに少しでも安心してもらえたり、防犯意識の高いまちとして、犯罪の抑止力になれたらうれしいです。これからも続けていきます」と話していました。 
 箕面市内で「こども110番」にご協力くださっている個人宅やお店は、2020年6月末現在で2,000件以上あります。「こども110番」のプレートやステッカーの掲示にご協力いただけるかたは、青少年指導センターまでお問い合わせください。TEL072-721-1900です。

戦争と平和展 ミニ「原爆展」

2020.08.06.thu/ヒューマンズプラザ

戦争と平和展

 8月6日は、広島に原子爆弾が投下された日です。箕面市桜ケ丘4丁目のヒューマンズプラザでは、毎年この時期に、戦争の悲惨さと命の大切さを伝えるため、「戦争と平和展」を開催しています。例年は、戦争や平和を題材にしたパネル展示や映画の上映、地域のかたが戦争体験を語るお話し会などを実施していますが、今年は、新型コロナウイルスの影響で、映画の上映やお話し会は行わず、パネル展のみ開催されています。
 パネル展は「ミニ『原爆展』」と題し、原爆被害の概要や、広島・長崎の被災資料と写真、被爆後の惨状や被爆者の写真など、およそ20点が展示され、資料や写真は、長崎原爆資料館が提供するものです。
 ヒューマンズプラザの矢頭英師さんは「全ての解説パネルにルビをふってお子さんにも読めるようにしています。ぜひ親子でご覧いただき、戦争や平和について、考え、思いを馳せる機会にしてほしい」と話していました。
 また、パネル展開催中は、平和の願いを込めて折った「折り鶴」を随時市民から受け付けていて、すでに5,000羽ほど集まっています。集まった折り鶴は、広島平和記念資料館へ郵送されるということです。
 パネル展に来場した、広島と長崎の被爆地を一人で回ったことがあるという女性は「どの写真も怖さを感じますが、被爆したときに止まってしまった時計の写真を見ると、この瞬間に多くの人の命が奪われたのだと、迫ってくるものがありました」と話していました。
☆戦争と平和展 ミニ「原爆展」
 8月6日(木曜)〜8月8日(土曜)午前10時〜午後4時、入場無料

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