10周年!みのおキッズシアターwith末成由美

2015.08.29.sat/メイプルホール

10周年!みのおキッズシアターwith末成由美

 吉本新喜劇の人気女優・末成由美さんと箕面の子どもたちが共演する「みのおキッズシアターwith末成由美」。2006年の初演から毎年続いてきたこの公演が、今年でついに10周年を迎えました。出演した子どもたちは、役者42人、ダンサー12人で、過去最多。キッズシアターを卒業した18歳以上のサポートメンバーも10人加わり、空前の大所帯で稽古が続けられました。
 本番は8月29日(土曜日)、30日(日曜日)の2回公演で、会場のメイプルホール大ホールは詰めかけた観客で連日の大入り満員に。緊張と期待が入り混じる中、ついに開演の幕が上がりました。

みのおキッズシアターwith末成由美 第10弾
きたかぜの神話「Challenge!Challenge!!Challenge!!!」編


 いきなり舞台にあふれる、躍動的なナンバーとカラフルなコスチューム。舞台いっぱいに弾ける、最初から元気全開の華やかなステージ。キッズシアター名物のオープニングダンスに、会場は早くも拍手喝采に包まれます。とそのとき、おなじみのテーマ曲が。末成由美さんの入場です。ひょうきんなようすで中央に進み出た末成さんは、あいさつ代わりにおなじみのギャグを一発ぶちかまし、舞台上の全員がずっこけました。
 「どうですか、みなさん。10年ですよ…。第1回のときは、こんなに続くと思いませんでしたが、年々成長していく子どもたちを見守りながら、この舞台が私にとってもいつしか大切なものになっていました。10年といわず、20年、30年と、これからも私の命の続く限りやっていきます。今日は、ここまでがんばってきた子どもたちを、ぜひ見てやってください」末成さんのあいさつに、また大きな拍手が送られました。

<ストーリー>

 ここは天上の世界。
天使たちが、何やら困ったようすで頭を抱えています。
「きたかぜの神様、このところ元気がないなあ…」
本人にたずねても、理由ははっきりしません。
このままでは、天界の仕事にも支障をきたしてしまいます。
 そこで一計を案じた天使たちは、きたかぜの神様のこれまでの活躍を振り返って、元気を取り戻してもらうことにしました。

●きたかぜの神話第三弾「時をかける友情」編

 自殺願望を持つ、中学生のカエデ。ことあるごとに「死にたい」「生きる意味がわからない」と言ってはばかりません。心配した祖父の虎蔵は、なんとか生きる希望を持ってほしいと諭しますが、カエデは聞く耳を持とうとしないのでした。
そんなある日、学校の社会見学でかつての防空壕を訪れたカエデは、そこで出会った不思議なおばあさんによって、同級生たちと一緒に過去の世界へタイムスリップしてしまいます。
 そこにいたトラゾウという少年は、祖父・虎蔵の若き日の姿でした。時代はまさに戦時中で、カエデたちは当時の過酷な暮らしを目の当たりにします。親を亡くし、雑草や虫を食べて生きている孤児たち。戦死した夫の遺骨を前に「泣いたらあかん」必死に耐える虎蔵の母親。召集令状が届いた兄の鹿蔵は、トラゾウに後を託し、特攻隊員として飛び立っていきます。
 想像を絶する、生活苦と悲しみ。そして夜、不気味な爆音が空から聞こえ…「空襲や!早く防空壕へ!」凄まじい衝撃と爆発音。
 やっとのことではい出してみると、街は炎に包まれていました。打ちのめされ、言葉を失うカエデたち。そこへ、鹿蔵の友人・三郎が、トラゾウを背負ってやってきます。
「しっかりして!」
 トラゾウの避難した防空壕は爆撃で崩れ、一緒にいた孤児たちも生き埋めになりました。駆けつけた三郎はトラゾウを救い出したものの、自分は重傷を負ってしまいます。
「わし…みんなを助けられんかった…」
孤児一人ひとりの名を呼び、ごめんなあ…許してなあ…と詫びながら、三郎は絶命します。
そこへ、再び近づく敵機の爆音。
トラゾウは思わず飛び出して、空に向かって叫びます。
「なんでわしから大事なもんを奪っていくんや!みんなのかたきを取ったる。かたきを取って、わしもみんなのところへ行くんや!」
 それを聞いたカエデは、とっさにトラゾウの前に立ちはだかり

バシッ!

力いっぱいにトラゾウの頬を張り飛ばします。
 「トラゾウ!死んだらあかん!あんたの命は、みんなに守られているんや。あんたが死んだら、お母さんはどうなるの?あんたを守って死んでいった、お父さん、お兄さん、三郎さんの気持ちがわからんの?死んだあの子たちの分まで、あんたは生きなあかんのや。簡単に死ぬなんて言うたらあかん!」
 トラゾウに向かって言い放った言葉。
それは、同時にカエデ自身の胸にも突き刺さっていました。
カエデにはもう、わかっていたのです。
生きる意味がわからない、死にたいと言っていた自分が、どんなに愚かだったかを。
 涙ながらに、カエデは過去を悔い、生きる決意を口にします。
いつしかその背後には、きたかぜの神様の姿が浮かび上がっていました。この子はもう、大丈夫。見守る目は、どこまでもやさしくあたたかでした。

●きたかぜの神話第ニ弾「約束の公園」編

 良平という男の子は、いたずらが大好きな、手の付けられない悪ガキでした。毎日毎日、とにかく思いつく限りのいたずらで、クラスメートも先生も大迷惑。
 そんな良平のクラスでは、マラソン大会が話題になっていました。リタイヤの人数が一番多いクラスは、一カ月間まちの掃除をさせられる…運動の苦手なトヨコは、出場を辞退しようとしますが、「みんなで走ることに意義がある」と説得されます。
 ところが、そこへやって来た良平は「お前なんか走っても無駄」と言い放ち、それを聞いたトヨコは教室を飛び出してしまいます。
先生に叱られて、良平も走って逃げますが、学校から飛び出したところで「危ない!」

 気が付くと、良平は不思議な場所に来ていました。
そこにいた白づくめの変なおっさんは、ここは天界、自分は天使だと名乗り、さらに現れた妙なおばあさんは、きたかぜの神様だといいます。
 「良平くん。君はトラックにはねられて、生死の境をさまよっているんや」
そして、このままだと良平は、永遠に成仏できない浮遊霊になってしまうといいます。
 生き返るための試練。
それは、これまで迷惑をかけてきたクラスメートたちに許してもらい、信頼を勝ち取ることでした。
 期限は三日間。それを一分一秒でも過ぎると、良平は浮遊霊に…。
 一方、クラスメートたちは放課後、公園に集まってマラソンの練習中です。そこへ、友人に説得されたトヨコがやって来ました。良平にさんざんに言われたトヨコですが「あの言葉は間違ってないと思う」。いつも肝心なところで逃げてしまっていた、弱い自分。良平はその弱さを指摘してくれたのだといいます。
「私、やってみる。今度のマラソン大会、完走してみせる!」

 その頃、良平はがっくりと落ち込んでいました。みんなの夢の中に現れてあやまり、許してもらう作戦が、みごとに失敗に終わったのです。あんた、どんだけ悪さしてきたんや…と、きたかぜの神様も呆れ顔。そこで神様は、特別なはからいで、クラスメートのアカネを良平に引き会わせることにしました。
 アカネは、みんなの信頼を勝ち取るために「クラス全員のマラソン大会完走」を提案します。良平が霊体となり、走るみんなを励まし助ければ、きっとできるはず。しかし良平は、トヨコがいる限り全員完走は無理だと決めつけます。そんな良平に、アカネは
「トヨコは、あんたの言ったひどい言葉を、逆に励みにしてがんばろうとしている。いつも逃げていた自分の弱さを叱ってくれたんや、って。トヨコはな、入院しているあんたも一緒に、クラスみんなでゴールしたいって言ってる。それでもあんたは、トヨコはあかんって言うんか?」
 痛烈なアカネの言葉に説得され、良平は試練に挑むことを決意するのでした。

 マラソン大会当日。
良平は走るみんなのそばで、声をかけ励まし続けます。霊体である良平の姿は、目には見えませんが、途中で立ち止まってしまった友人たちも、良平の手助けに力を得て、再び走り始めます。手ごたえを感じる良平。最下位のトヨコも、良平のおかげでリタイヤすることなく走っています。
 しかし、タイムリミットは目前に迫っていました。地上にいられる時間は、残りわずか。一分一秒でも過ぎれば、生き返れなくなる…。
 トヨコが立ち止まってしまったのは、そんなときでした。うずくまって「もう走れない。やっぱり私、あかんかった」
 その刹那、良平は決断しました。
駆け寄って、トヨコを抱き起す良平。大丈夫。走れる。がんばれ。きっとゴールできる。がんばれ…!トヨコのそばで、一緒に走りながら励まし続ける良平の声は、いつしか絶叫となっていました。
 最後の力を振り絞って、倒れこみながらゴールしたトヨコを、クラスメートたちが取り囲みます。トヨコ、よくやった。がんばった。すごい!
 「ううん、違うの。私だけでゴールできたんじゃない。良平君、良平君が一緒に走ってくれたから」それで完走することができた。トヨコの言葉に、みんなはうなずきます。見えない良平の励ましを、みんなも感じていたのでした。

 天界に戻った良平は、もう覚悟していました。タイムリミットに間に合わなかった以上、この先永遠に浮遊霊として過ごすことになります。そんな良平が口にした、たった一つの心残り。
 「お母ちゃんに、謝りたい。朝、お母ちゃんが話しかけるのをろくに聴きもせず、家を出てきてしまった。そんで、もう一度、お父ちゃんとお母ちゃんと三人で、ごはんが食べたい」
 そんな良平の言葉に、きたかぜの神様は
「いいや、君は死なん。ちゃんと生き返って、元の世界へ帰れるで」
 なんと、全ては良平のために、きたかぜの神様が仕組んだお芝居だったというのです。超絶な悪ガキだった良平は、短い間に人として大切なことを身につけました。そのことを忘れないように…きたかぜの神様の言葉を、良平は噛みしめるのでした。

●きたかぜの神話・エピソード「0」森の病院での出来事

 きたかぜの神様は、元は人間でした。それがどんないきさつで、神様になったのか?
 由美というおばあさんは認知症が進み、森の中の病院に入院することになります。
 子どもの患者たちが劇の練習をしているのを見た由美は、「あ、え、い、う」と自分も発声練習を始めました。昔、女優だったという由美のことを聞き、子どもたちは練習を見てほしいと頼みます。快く引き受ける由美ですが、途中で記憶がこんがらがり、子どもたちに「どちらさんですか」とたずねる始末。何事もうまくできなくなった自分に、由美は落ち込みます。
 そんな由美の前に、不思議な少年が現れます。自分のことを神様だという少年は、一人の少女を由美に引き会せるのでした。
「わたしはユーリ。あなた、由美ちゃんでしょう?」
 人懐っこく話しかけてくるユーリに手を取られ、由美はベンチに腰を下ろします。
 ユーリの将来の夢は、女優になること。どうしたらなれるの?と聞くユーリに、まずは病気を治すことだと由美は答えます。わかった、がんばる。由美ちゃんの夢はなに?
 「人生の最後に、ちょっとでも人の役に立ちたい」と由美。でもあかん、病気が進んで、何一つまともにできないんや…。弱気な由美に、ユーリは言います。なんでそんな簡単にあきらめるの?できることからやっていったらいい。
 励ましの言葉に勇気づけられた由美は、いっしょにがんばろうねと、ユーリと指切りを交わすのでした。

 子どもたちが劇の練習で行き詰っているところに、由美が通りかかりました。「ちょっと台本見てもらえませんか」と頼まれ、由美はさらさらと手直しします。すごい、ちゃんとできるようになってる!と感謝する子どもたち。「ところで、この『ユーリ』って書き込みは?」
 あんたらぐらいの年頃で、ユーリって子がおるやろ。その子も劇に入れてやってほしいねん、と頼む由美ですが、子どもたちの回答に衝撃を受けます。
「そんな子、この病院にはいませんけど」
 そこへ、あの自称「神様」の少年がやって来ました。由美は少年に詰め寄ります。ユーリはどこ、ユーリに会せてほしい…。
「ユーリは、もうおらん。この世には」
 その時、すでにユーリは亡くなっていました。
短い命と知って、ユーリは最後に由美に会い、励ましたのでした。
 悲しみに暮れる由美ですが、ユーリとした約束を思い出します。一緒にがんばる、何か人の役に立てるように。でも、私に何ができるんやろう…。
「由美さん。神様になろうよ」
 少年の神様は、由美のような人を探していたと打ち明けます。不器用で、挫折を繰り返してきたけれど、だからこそ人の痛みが、苦しみがわかる。そんな人こそを探していたんや。神様になって、一緒にみんなを幸せにしよう…。
 半信半疑の由美でしたが、こんな私でよかったらと、最後には承諾します。
「どうか私に、力をください。子どもたちのために役立てる力を」
 由美の前に、白く輝く姿のユーリが現れます。天使となったユーリは、由美ににっこりと微笑みかけるのでした。

 それから間もなく、由美は病院で息を引き取ります。そしてその直後から、難病とたたかっている子どもたちに、奇跡が起こり始めます。そのいきさつは、きたかぜの神話・エピソード1「森の病院」編へとつながっていくのでした。

●エピローグ

 長い長い名場面集を見終わって、天使たちもさすがにくたびれたようす。きたかぜの神様、過去の活躍を見て、ちょっとは元気になってくれたでしょうか?そもそも、不調の原因は何だったんですか?
「すねてたんや」
はあ?
「最近、出番が無くてすねてたんや!」
 なんと、確かにここ数年、「きたかぜの神話」本編には、きたかぜの神様は登場していませんでした。その代わり、良く似たおばあさんが登場して活躍していましたが…。
単にすねてただけだった。こんなオチに、大いにのけぞる天使たち。そこへ、
「かみさまー!!」
 全ての登場人物たちが舞台に飛び出してきます。みんな、きたかぜの神様が心配で、駆けつけたのだと。それを見たきたかぜの神様は、
「なんか元気出てきたな。よっしゃ、ほなこれからも、パワー全開でいくで!」
おーっ!と全員がこぶしを突き上げ、舞台はフィナーレへと移っていきました。

 公演を終え、通路から出てくる子どもたち。晴れやかな笑顔、ぐしゃぐしゃに泣き崩れる涙、人でいっぱいのロビーは、あちこちで出演者を囲む輪ができて、いつまでもにぎわっていました。
 打ち上げの席上で、末成由美さんはこんな言葉を残しました。
「今、世界中で、私ほど嬉しい人間がいるでしょうか」

阪急箕面駅前に、一夜限りのビアガーデン登場!

2015.08.29.sat/箕面駅前野外ステージ

阪急箕面駅前に、一夜限りのビアガーデン登場!

 8/29(土)夕方、阪急箕面駅前に、一夜限りのビアガーデンが登場しました。題して「箕面おつかれサマーびあがあでん〜みんなで盛り上がらナイト〜」。箕面駅前周辺の商店街が実行委員会を組んで開催している箕面山七日市の夏の特別企画です。
 ビールのアテは、商店街各店の自慢のフード。仕出し屋特製の出し巻き、燻製玉子、人気のパン屋さんの食パンとホットドッグ、お肉屋さんの豚しゃぶサラダ、ゆずこしょう味のポップコーンなどの屋台が並びました。
 ご家族で、活動のお仲間と、地元の旧友のみなさんと、保育所の保護者のみなさんと…、それぞれ笑顔で乾杯しながら、ゆく夏のひとときを楽しんでいました。

箕面シンボルロードまちづくり協議会が国土交通大臣表彰を受賞

2015.08.28.fri/池田土木事務所

箕面シンボルロードまちづくり協議会が国土交通大臣表彰を受賞

8月28日(金曜日)、池田土木事務所で、「道路ふれあい月間」における道路愛護等国土交通大臣表彰を、箕面シンボルロードまちづくり協議会が受賞され、表彰式が行われました。
同協議会は、平成8年の設立から現在に至るまで、箕面市内の府道豊亀線の道路のアドプト清掃などを行ってきました。この活動には市内の小学生も参加しており、こうした継続的な取り組みが評価され、今回の受賞となりました。
同協議会のみなさんは「活動が評価されて嬉しい。今後も、子どもたちとも一緒に協力しながら、活動を続けていきたい」と話していました。

みのおキッズシアターwith末成由美、本番間近!

2015.08.23.sun/グリーンホール

みのおキッズシアターwith末成由美、本番間近!

 吉本新喜劇の人気女優・末成由美さんと箕面の子どもたちが共演する「みのおキッズシアターwith末成由美」。10回目となる今回は、8月29日(土曜日)・30日(日曜日)の二日間、メイプルホールで上演されます。
 本番を一週間後に控えた8月23日(日曜日)、グリーンホールの会議室では、熱の入った稽古が行われていました。
今回の作品は、これまで末成由美さんが扮してきた「きたかぜの神様」が、神様になったいきさつを解き明かすというものです。
この日の稽古を終えて、末成由美さんは「子どもたちのパワーはすごい。それに負けないよう、私もパワーを出して、すばらしい舞台にしていきたい」と語りました。

みのおキッズシアターwith末成由美第10弾きたかぜの神話「Challenge!Challenge!Challenge!」

日時:8月29日(土曜日)午後4時/30日(日曜日)午後2時開演
場所:メイプルホール大ホール
料金:大人1800円、18歳以下600円(全自由席)
問合せ:メイプルホール 電話072-721-2123

第10回みのおこども文化体験フェア

2015.08.22.sat/中央生涯学習センター、メイプルホール

第10回みのおこども文化体験フェア

8月22日(土曜日)、23日(日曜日)の二日間、中央生涯学習センターとメイプルホールで「第10回みのおこども文化体験フェア」が開催されました。
設けられたコースは、茶道、華道、筝、日本舞踊、囲碁、リコーダー、お菓子作りなど20コース。二日間で400人の子どもたちが参加し、それぞれのコースで体験に励みました。

第38回とどろぶち納涼盆踊り大会

2015.08.21.tue/止々呂渕公園(桜ヶ丘4丁目)

第38回とどろぶち納涼盆踊り大会

8月21日(金曜日)、22日(土曜日)の二日間、桜ヶ丘の止々呂渕公園では、今年も「とどろぶち納涼盆踊り大会」が行われました。
夕やみ迫る頃、まずは恒例・第三中学校吹奏楽部の演奏からスタート。そしてすっかり日も落ち、辺りが闇に包まれてからは、お待ちかねの盆踊りが始まりました。
ここの盆踊りは、生歌・生演奏が売りものです。それを目当てに来るかたも多いようで、やぐらを囲んだみなさんは、1年待ちわびたこの日の踊りに酔いしれていました。
周囲には出店が立ち並び、過ぎゆく夏の宵を惜しむかのように、にぎわい続けていました。

エレキギターを作ろう!大阪大学ものづくり教室

2015.08.20.thu/大阪大学産業科学研究所

エレキギターを作ろう!大阪大学ものづくり教室

大阪大学産業科学研究所では、夏休みの地域貢献イベントとして、小学4年生〜6年生を対象に「ものづくり教室」を、8月19日(水曜日)〜21日(金曜日)に開催しました。
毎年抽選になるほどの人気のこの教室は、今年で10回目。今回のテーマは「音」で、エレキギターを作って演奏したり、音の変化を調べる科学実験を行いました。
参加した子どもたちは、「エレキギターって、こんな仕組みで音が出るんだ!」「ものづくりって楽しい!」と、夢中になって作っていました。

ぼくにも作れるアニメーション

2015.08.20.thu/西南図書館

ぼくにも作れるアニメーション

8月20日(木曜日)、西南図書館2階大会議室で「ぼくにも作れるアニメーション」と題したワークショップが開催され、小学1年〜3年生の子どもたち16人が参加しました。
講師は絵本・紙芝居作家の、やべみつのりさんです。
最初に、やべさんによる紙芝居の実演があり、そのあと子どもたちは、二種類の手作りアニメーションに挑戦しました。
一つは、両面に絵を描いて、軸の棒を手にはさんで回すと重なって見えるというもの。
もう一つは「アニメボックス」。8枚の連続した絵を描き、プロペラのように取り付けます。牛乳パックに開けた窓をのぞきながらハンドルを回すと、絵が動いて見えるというものです。
子どもたちは思い思いの絵を描いて、アニメボックスをのぞきました。
側転する人、海を進む海賊、泳ぐイルカ、花の一生…出来上がったユニークな手作りアニメの数々に、講師のやべさんも「毎年ワークショップを行ってますが、今回の子どもたちの作品は特に面白い」と絶賛していました。

フラガールズ甲子園、大阪代表 箕面高校ダンス部ガンバレ!

2015.08.20.thu/吹田市立青少年活動サポートプラザ

フラガールズ甲子園、大阪代表

 「第5回フラガールズ甲子園」が、8月22日(土)・23日(日)、福島県のいわき芸術文化交流館アリオス大ホールで開催されます。今年、大阪代表として箕面高校ダンス部が初出場を果たします。当日に向けて、フラガールズ甲子園をサポートするフラダンスのスタジオ「マヌラニ フラ スタジオ」イヴァラニ・トモミさんの指導で猛練習中!
 ヒップホップダンスで世界制覇した経歴をもつ箕面高校ダンス部ですが、フラダンスは全員が初挑戦。基本の笑顔を胸に勝負します。
 「初めての挑戦で緊張していますが、がんばります」
 「ストリートダンスとは違って、しなやかな動きがバレエにも似ていますが、昔バレエの経験があるので生かしてがんばります」
 「箕面から花を咲かせます!」
 「自分たちの目標『ジャスト エンジョイ ダンシング』の気持ちで楽しんで踊りたいです」
 テレビのクルーも彼女たちを密着していました。ぜひ、素敵なフラを踊ってきてください!

保育所のプールで遊ぼう

2015.08.18.tue/東保育所

保育所のプールで遊ぼう

箕面市立の各保育所では、7〜8月の火曜日と木曜日に、プール開放を行っています。
8月18日(火曜日)、東保育所を訪れた親子のみなさんは、のんびりと水遊びに興じました。
子どもたちは、水中でワニ歩きしたり、フープをくぐったり、おもちゃで遊んだり。保護者のみなさんは「保育所のプールは水がきれいで、ゆったり遊べるのがいいですね。来るたびにおもちゃも増えていて、子どもも喜んでいます」と話していました。

はじめての篠笛講座

2015.08.18.tue/東生涯学習センター

はじめての篠笛講座

東生涯学習センターで「はじめての篠笛講座」が行われました。
6月から行われた連続講座で、参加者のみなさんは笛の持ち方から音の出し方、曲の演奏などに取り組みました。
最終日の8月18日(火曜日)は、成果発表のミニコンサート。締太鼓の伴奏に合わせて「なべなべそこぬけ」を全員で演奏しました。
受講したみなさんは篠笛の楽しさに目覚めたようすで、これからも自主的に集まって練習を続けたいと話していました。

写真展「ペシャワール会30年の記録」

2015.08.18.tue/メイプルホール

写真展「ペシャワール会30年の記録」

 パキスタンやアフガニスタンへの民間支援を続けてきた国際NGO「ペシャワール会」。その30年間の歩みを紹介する写真展が、8月15日(土曜日)〜21日(金曜日)、メイプルホールロビーで開催されています。
 もともとは現地で難民への医療支援などを行ってきた同会ですが、アフガニスタンでは内戦や干ばつが深刻化。代表の医師・中村哲さんは「飢えと乾きは薬では治せない」との思いから、荒れた土地に井戸を掘り、灌漑用の水路を引く活動を本格化させました。
 写真展では、そういった支援活動のようすが詳しく紹介されていました。赤茶けた荒野に井戸を掘る人の姿、灌漑によって緑を取り戻した村…訪れた人たちは興味深そうに見入りながら、遠いアフガニスタンの大地に思いを馳せていました。

滝ノ道ゆずる出陣式!

2015.08.16.sun/芦原公園

滝ノ道ゆずる出陣式!

「ゆるキャラグランプリ2015」投票開始日の前日となる、8月16日(日曜日)早朝。芦原公園のラジオ体操会場で「滝ノ道ゆずる出陣式」が行われました。
今年こそ、日本一を。
そんな決意を胸に、現れたゆずるの黄色い雄姿。
会場のみなさんは、大きな声援を送りました。
「ゆずるに投票するからね!」と書かれた横断幕は、牧落自治連合会で作成されたもの。そして、ゆずるだるまがゆずるに手渡されました。
感極まる、滝ノ道ゆずる。
「必ず、日本一になってみせるでござるよ!」
きっと大丈夫でしょう。
だるまには、すでに目が入っていましたから。
その後は、ゆずるとの撮影会が行われ、参加した人はゆずると一緒にポーズをとりながら、嬉しそうでした。
会場では、ゆずるタクシー、オレンジゆずるバス、救急車の展示も行われました。

今年で5回目のエントリーとなる、ゆるキャラグランプリ。
過去最高位は全国9位、4年連続大阪1位の滝ノ道ゆずる。
今年の目標はただ一つ、全国制覇です!

ゆずる「滝道もバスの席もみんなゆずってきたけれど、これだけはゆずれない!」

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まんどろ火祭り

2015.08.08.sat/かやの広場、千里川

まんどろ火祭り

8月8日(土曜日)、「第12回まんどろ火祭り」が行われました。
開始直前の雷雨により、ステージイベントは中止になりましたが、たいまつ行列は予定通り実施され、100人ほどの参加者は手に手にたいまつを持ち、かやの広場から千里川河川敷を練り歩きました。
「まーんどーろ、ひーともせー」のかけ声が会場に響き、たいまつの火が光の列となって、闇を照らしていました。
 「まんどろ」は約300年の歴史を持つ祭りで、京都の愛宕神社から伝わったと言われています。お盆の迎え送り火、虫除け、豊作祈願などの意味があり、かやの中央では「まちびらき」の翌年から行われています。
子どもたちのたいまつ行列の後は、「大人たいまつ」の登場です。長い竹竿の両端のわらに火をつけ、肩にかついで歩きながら、その場でぐるぐる回ったりのパフォーマンス。炎の渦に火の粉が飛び散り、上から見守る観衆を楽しませていました。

へいわ21

2015.08.06.wed/らいとぴあ21

へいわ21

萱野小学校では、夏休みの登校日に平和を考える企画「へいわ21」を毎年開催しています。
8月6日(水曜日)、らいとぴあ21を会場に行われた今年の「へいわ21」には、同校の児童を始め、萱野保育所、かやの幼稚園の園児、PTA、地域のみなさんなど、多くのかたが参加しました。
戦争の絵本の読み聞かせや、戦争についてのクイズラリー、戦時中の食べ物の試食コーナーなど、戦争について考えるコーナーが用意され、子どもたちはその一つ一つを回りながら、戦争の悲惨さについて思いを馳せていました。

血管年齢を調べてみよう

2015.08.05.wed/西南公民館

血管年齢を調べてみよう

8月5日(水曜日)、西南公民館で「血管年齢を調べてみよう あなたの血管年齢は大丈夫?」という講座が行われました。
この日参加した15人のかたたちは、血管年齢の測定や、健康にまつわるミニテスト、血管年齢若返り運動(ストレッチ、筋力トレーニング)に取り組みました。

ジャグリングパフォーマンス

2015.08.05.wed/西南図書館

ジャグリングパフォーマンス

西南図書館では「子どもの居場所事業」を実施しており、子どもたちが自由に使えるフリースペースを用意しています。
8月5日(水曜日)、このフリースペースで、ジャグリングのパフォーマンスが行われました。パフォーマーは、大阪大学のジャグリングサークル「Patio」所属の、井上卓磨さん。中学時代にはヨーヨーの世界大会で優勝したという達人です。三つのシガーボックスを使った芸を始め、得意のヨーヨーでは「エレベーター」「星」などの技を披露。音を立てながら、まるで生き物のように動き回るヨーヨーの妙技に、参加した子どもたちは息をつめながら見守りました。

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