箕面富(みのおのとみ)が行われました

2013.10.10.thu/箕面山瀧安寺

箕面富(みのおのとみ)が行われました

 宝くじの起源とされる富くじ「箕面富」が、箕面山瀧安寺で執り行われました。富くじは江戸時代に流行ったもので、番号が入った富札を発売し、それを同じ番号の木札に授け、期日に箱から札を選び、幸せを授けるというもの。特に箕面山瀧安寺の富くじは「箕面富」と呼ばれ、身体健勝、家内安全、そして商売繁盛に強いご利益があると言われていました。そのため、古今東西多くの人々が箕面富の福を求め、瀧安寺は大賑わいだったと伝えられています。
 その「箕面富」が復活して5年。今年も、古式に則り、江戸時代に作られたと言われる富箱(とみばこ)に、番号を書いた木札を入れ、住職が富箱の小穴から、きりで木札を突いて当たりを順番に決めていきました。
 筑前琵琶の演奏も奉納され、厳かな空気のなか、多くのかたがたに「富」が授けられました。
 「箕面富」は、毎年10月10日に開催されています。

page top