凱旋!箕面高校ダンス部、世界一の踊り

2013.04.13.sat/箕面マーケットパークヴィソラ

凱旋!箕面高校ダンス部、世界一の踊り

箕面高校ダンス部、世界制覇!
4月6日(土曜日・現地時間)、アメリカ・カリフォルニアで開催された「ミスダンスドリル世界大会」HIPHOP部門女子ラージ編成において、日本代表として出場した箕面高校ダンス部が、見事に優勝を果たしました。
この快挙を受けて、箕面で急きょ凱旋公演が行われることになりました。4月13日(土曜日)午後2時、箕面マーケットパークヴィソラのエルステージには、約1000人の観客が詰めかけ、世界を制したダンスを心待ちにしました。
 公演に先立って行われた市長表彰では、倉田哲郎市長から「全力で世界一をもぎ取って来られたみなさんに、心から感謝します」というねぎらいの言葉と、表彰状が贈られました。
 ダンス部顧問の高木克彰(たかぎ・かつあき)先生は「仲間のため、支えてくれるみなさんのために優勝しよう、という思いで大会に臨み、本当に優勝することができました。今日はみなさんに感謝を伝えたい、そんな思いで、全身全霊で踊らせていただきます」とあいさつしました。
 続いてお待ちかねのダンス、最初はダンス部17期生(新2年生)による「boogie wonderland」。このメンバーも、3月の「日本高校ダンス部選手権」で優勝を果たしており、その実力は折り紙つきです。軽快で息の合った動きで、四つの踊りを次々と披露し、会場を沸かせました。
 そしていよいよ、世界優勝メンバーの16期生(新3年生)の登場です。30人の部員は、全員女子。ダンスの前にみんなで肩を組み、円陣を作ります。お互いに言葉を交わし、気持ちを確かめ合うようすを、周囲の観客もしばし息を詰めて見守りました。
 位置に着く部員たち。ミュージック、スタート!

「walking on music」に合わせて躍動する、鍛え抜かれたその身体。
まぶしい午後の日差しを受けて、きらめく赤いコスチューム。
激しい動きをものともせずに、弾けるスマイル30個!

3分間の中に込めたそれぞれの思いが、一つになって舞台に実り、観客は惜しみない拍手でそれに応えました。
 顧問の高木先生は「今までで一番の踊りでした。正直、ここまで成長してくれるとは思ってませんでした。この姿を、地元のみなさんに観てもらえて嬉しいです」と語りました。
 ダンス部部長の大西真由(おおにし・まゆ)さんは「練習はキツくて、体が砕けそうだと思うこともありました。それでも私たちは、みんなダンスが大好きで、楽しみながら全員で団結してやって来れました。今日は応援してくれたみなさんに、ダンスで感謝の気持ちを伝えられたと思います」と話していました。
 3月末で引退が決まっていた16期生たちにとっては、これがダンス部としての最後の公演となりました。余韻も冷めやらぬ舞台で、何度も行われる記念撮影。並んだ顔はどれも、満ち足りて輝いていました。

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