CO2はかり隊

2012.05.17.thu/桜広場(箕面公園)

CO2はかり隊

5月17日(木曜日)、「樹木が光合成でCO2(二酸化炭素)を吸収するようす」を観察するイベント「CO2はかり隊」が開催されました。(主催:みのおアジェンダ21の会)
 観察の方法は、桜広場にある樹木の一部をビニール袋で覆い、袋の中のCO2計測器の数値を読み取るというもの。今回はヒラドツツジ、ヒサカキの二種類の樹木で測定を行いました。見る見るうちにビニールが水蒸気で曇り、樹木が呼吸していることがわかります。そして、CO2の数値がどんどん下がっていき、実際に光合成によってCO2が固定されているようすが確認できました。
 袋の中の葉の枚数も丹念に数えられました。葉の枚数と大きさから、全体の葉の面積を割り出すことができます。このようなデータを集めることで、ひいては箕面の森全体でのCO2吸収量がわかるようになるそうです。
 樹木の種類や、新緑かどうかでも吸収量に違いが現われます。一本の木から、いろいろなことを気づくことができる、そんな「CO2はかり隊」の活動でした。

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