箕面・世界子どもの本アカデミー賞

2011.11.13.sun/メイプルホール

箕面・世界子どもの本アカデミー賞

11/13(日)午後2時から、メイプルホールの大ホールで「箕面・世界子どもの本アカデミー賞」授賞式が行われました。
 「子どもたち自身が選ぶ、子どもによる賞」という、全国的にも例がないユニークな取り組みとして注目されるこのアカデミー賞は昨年、「国民読書年」をきっかけに始まりました。
授賞式に至る流れは、まず5月に学校図書館で去年よく読まれた本を部門分けしてノミネート作品を決定。9月に入って約10日かけて各学校で投票が行われ、それを集計して受賞作品が決まります。
今年の受賞作品は

◆絵本賞:「100かいだてのいえ」いわい としお 作(小学1〜6年生)
◆作品賞:「恐竜の谷の大冒険 マジックツリーハウスシリーズ」メアリー・ポープ・オズボーン 作 / 食野雅子 訳(小学3〜6年生)
◆ヤングアダルト作品賞「フリーター、家を買う。」有川浩 作(中学1〜3年生)
◆特別賞:訳者 食野雅子

 授賞式は、小中学生が自ら司会、プレゼンターといった進行役を担当して進められました。受賞者に贈られるオスカーも、子どもたちがデザインし、手づくりしたもの。
 絵本賞受賞のいわいとしおさんは「感激しています。これまで大人から賞をいただいたことはあるけれど、こんなふうに子どもたちから選んでもらって、お手紙をもらったりした経験はありません。なんて素晴らしい賞なんだろう。本当に来て良かった」と語りました。
 式の後半では、いわいさんによる講演「これまでになかった絵本をつくる〜『100かいだてのいえ』のひみつ」が行われました。子どもの頃、ある日突然お母様から「これからはおもちゃを買いません。遊びたかったら自分でおもちゃを作りなさい」と言われ、しかたなく自分で作るうちに面白くなってきてどんどん新しいアイデアが生まれたこと、ずっとデジタルでの創作をしてきたけれどお子さんの誕生が絵本作りのきっかけになったことなど、映像を交えてのお話しに、会場からは笑い声や驚きのため息がおこっていました。
 式の終了後、ロビーで行われたサイン会は長蛇の列。憧れの作家と対面して、サインをもらった子どもたちの顔は輝いていました。
 なお、いわいとしおさんからは箕面市内の市立小学校全てにサイン色紙が贈られました。
 また、ノミネート作品に選ばれた作家などが各学校へのオーサービジット(作家の学校訪問)も予定されています。

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