箕面の救助隊強化訓練が行われました!

2011.07.15.fri/箕面市消防署西分署・市立第三中学校プール

箕面の救助隊強化訓練が行われました!

真夏の天気となった15日。箕面市消防署西分署で「救助隊強化訓練に伴う消防長視閲」が行われました。

 訓練は二部に分かれて行われ、第一部陸上の部では、ロープブリッジ救出(2チーム8名)、ロープ応用登はん(1チーム2名)。第二部水上の部では、基本泳法(4名)、溺者救助(1チーム3名)訓練を披露。基本泳法では30秒66という全国大会出場レベルのベストタイムが出るなど、日頃の訓練の成果を感じました。
 基本泳法というのは、普通の泳ぎ方とは違い、絶対に顔をつけない飛び込み方や泳ぎ方で、要救助者を見失わないためのものです。
 ライフセーバーでもある中内卓也隊員は、「迅速・安全・正確さが救助の原則です。これからも市民のみなさんの安全のために訓練を重ねたいです」と語りました。
 また、視閲を終えた三上照男消防長は、「タイムだけを追うのではなく、確実でなければ相手も自分も倒れることになる。常に安全・確実に救助できるかを念頭に置いて日ごろの訓練を行ってください」と、講評を述べました。

 毎年この時期に開催されている「消防救助技術近畿地区指導会」には大阪府下及び兵庫県下の消防本部から選抜チームが集結。救助技術向上を目的として開催されていますが、今年は東日本大震災のため大会は中止となり、隊員たちは来年に向けて新たな士気を高めました。

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