公開第3回乳がん市民フォーラム「知ることから始まる乳がん治療」開催

2009.07.11.sat/箕面文化・交流センター

公開第3回乳がん市民フォーラム「知ることから始まる乳がん治療」開催

今年で3回目となる乳がん市民フォーラムが開催されました。第一部教育講演では、茶屋町ブレストクリニック院長・脇田和幸先生が「わたしに合った乳がん検診」を、相原病院副院長・相原智彦先生が「閉経前乳がんのホルモン治療の最前線」をテーマに講演。箕面市の検診システムが府下トップクラスであることなど、市民にとって興味深いデータも発表され、100名近い来場者はメモを取るなど、熱心に聞き入っていました。第2部のパネルディスカッションでは、リエゾン精神看護専門看護師・早川昌子先生(相原病院・関西労災病院)、乳がん患者会「あけぼの大阪」代表・中田圭子さんも加わり、会場から寄せられた質問に、一歩踏み込んだ回答が交わされ、つきない質問に終演時間もオーバーするほどでした。現在日本では、20人にひとりが罹患するといわれている乳がんも、早期発見早期治療で治る病気であり、そのためにも専門医による定期的な検診が必要だということを再認識できたフォーラムとなりました。

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