姿勢美人&女子力アップバレトン体験会

2013.09.29.sun/スカイアリーナ

姿勢美人&女子力アップバレトン体験会

 フィットネスとバレエ、ヨガの3つの要素をを取り入れ体幹を鍛える「バレトン」と呼ばれるプログラムの体験会が行われ、30代〜70代と幅広い年齢の女性が参加しました。
 箕面では初のプログラムということもあり、申込はすぐにいっぱいに。「バレトン」は、ニューヨークのバレエダンサーによって作られたプログラムで、日本では2007年から本格的に導入されました。全身の筋力バランスの向上、柔軟性の向上、心肺機能の向上、さらに脂肪燃焼も期待できるとあり、興味をもつ女性は多いはず。
 足の親指と小指、かかとに意識を集中し、体を動かしていきます。飛んだり跳ねたりという激しい動きはないものの、しだいに汗だくになります。
 タッキーの取材レポーターもすっかり「バレトン」にはまり、早速DVDを購入し、家でスタートさせたとか。今回は体験会でしたが、スカイアリーナで教室を開いてほしいという声があがっていました。

運動会の練習風景

2013.09.24.tue/箕面市立萱野東小学校

運動会の練習風景

 9月28日(土)は、箕面市立小学校の多くで運動会が行われます。日中はまだまだ残暑が厳しい中、子どもたちは練習を頑張っています。
 萱野東小学校では、毎年2年生はフラフープを使った演技を披露しています。見ているかたが元気にハッピーになれるかわいい忍者のフラフープの演技です。       最高の晴れ舞台、保護者や地域のみなさんの大きな拍手と声援が聞こえてきそう!

西小学校の教育実習生

2013.09.24.wed/箕面市立西小学校

西小学校の教育実習生

 箕面市立西小学校では、9月に教職をめざす3人のかたが教育実習にやってきました。男性2人、女性1人の西小出身の3人です。
 理想の先生に近付くべく、一生懸命授業の準備をし、給食を一緒に食べ、休み時間は体力勝負で思いっきり遊んでくれるお兄さんお姉さん先生は、子どもたちにたちまち大人気!鬼ごっこやドッジボールで遊ぶのが本当にうれしそうです。
 実習を通し、「先生になりたい」という思いをより強くした3人。この学びを生かしてぜひ夢をかなえて先生に、できるなら西小学校の先生になってほしいなと思いました。

第25回箕面西南スケッチ同好会 作品展開催中!

2013.09.23.mon/箕面文化・交流センター

第25回箕面西南スケッチ同好会 作品展開催中!

9月20日(金曜日)から箕面文化・交流センター地下にある市民ギャラリーで、箕面西南スケッチ同好会の作品展が開催中です。
メンバーのみなさんが、それぞれ水彩画・油絵を3、4点を持ち寄り、100点近い作品が展示されています。
風景画から人物画など色鮮やかな作品が楽しめます。
箕面西南スケッチ同好会では年に1回バスでスケッチに出かけられるそうで、前回の近江八幡の絵も数点、見られました。
描くことを楽しんでおられる様子が伝わってくる作品展です。
隣の多目的室では、箕面東スケッチ同好会の作品展も開催中です。
それぞれ作品展は9月24日(火曜日)まで。

よりみちコンサートに「童謡サロン」

2013.09.21.sat/らいとぴあ21

よりみちコンサートに「童謡サロン」

 毎月、選りすぐりのアーティストを招いて行われている、らいとぴあ21の「よりみちコンサート」。9月は童謡や唱歌、わらべうたをオリジナルにアレンジして披露する『童謡サロン』のお二人が登場しました。
 みなさんがよく知っている童謡などが歌われたので、会場は、手拍子をしたり、ボーカルの深川和美さんの歌に合わせて一緒に口ずさんだり、楽しんでいらっしゃいました。
 深川さんは神戸市出身。童謡にも地域差があるそうで、有名な「花いちもんめ」も地域によって歌詞が全く異なるそうです。
 最近では、童謡を歌える子どもが減ってきているという話などもあり、伝承していく大切さも伝わってきました。

第21回「メキシコ文化の夕べ」開催

2013.09.19.thu/箕面市立メイプルホール

第21回「メキシコ文化の夕べ」開催

 箕面市と国際友好都市の提携を結ぶメキシコ・クエルナバカ市。今年は提携10周年の節目の年です。9月恒例の「メキシコ文化の夕べ」は、10周年を記念して行われました。
 ラ・サイエ大学音楽隊による演奏を始め、クエルナバカ市のモレロス大学から日本語を学びに来ている学生さんによる民族舞踊やギター演奏、マリアチ アガベのみなさんによる多彩なパフォーマンスで会場を魅了しました。

中秋の名月。幼稚園ではお月見会!

2013.09.19.thu/箕面市立とよかわみなみ幼稚園

中秋の名月。幼稚園ではお月見会!

 今年は、9月19日が中秋の名月。暦の関係で、中秋の名月が必ずしも満月になるとは限りませんが、今年は満月。箕面市立幼稚園では、お月見会が催されました。
 とよかわみなみ幼稚園では、この日のために、9月初旬の新月のときから、お月さまを毎日観察し、絵に描いてきました。当日は、お月さまの使者「つきやま つきこさん」が登場し、園児と一緒に月の形と十五夜などの呼び方を覚えたり、お月さまが出てくる絵本を読んでもらったり、楽しい時間を過ごしました。
 お家に帰って夜は、まんまるお月さま。次の日、みんなどんな観察報告をしてくれたかな?

メキシコ モレロス大学の学生さんが箕面で日本語の勉強中!

2013.09.18.wed/箕面市立多文化交流センター

メキシコ

 メキシコのモレロス大学から日本語を学びに4人の学生さんが箕面市に来ています。モレロス大学は、箕面市が国際友好都市を結ぶクエルナバカ市にあります。
 彼らは、9月4日に来日し、箕面のホストファミリーのお宅で滞在しながら、日本語の勉強中。21〜33歳までの日本語を学ぶ学生さん。日本では、村上春樹の大ファンというかたや日本の料理、特にたこ焼きや草だんごが大好き、日本の古い建物に興味があり、金閣寺や三十三間堂に行ったなどと、明るく話してくださいました。
 また、日本語は、漢字や敬語が難しいけれども、音がきれいだと仰っていたのが印象的でした。
 みなさんは23日(祝・月)に帰国されます。19日には、国際友好都市提携10周年の記念として、クエルナバカ市の市長やモレロス大学の学長さんなども来日し、箕面市へ表敬訪問に来られます。夜には、箕面市立メイプルホールで、メキシコの陽気な音楽や舞踊が楽しめる「メキシコ文化の夕べ」も開催されます。

鷹渡りの季節です。ただいま観察中!

2013.09.18.wed/聖天展望台(西江寺裏山)

鷹渡りの季節です。ただいま観察中!

 高い秋の空の上昇気流に乗って舞い上がる鷹。この時期、日本列島や、中国・ユーラシア大陸などで無事に繁殖を終えたサシバ、ハチクマなどの鷹類が、立派に育った若鳥とともに、越冬地の東南アジアへ大移動します。
 弱い北東の風が吹く穏やかな日を好んで渡る鷹たち。箕面の上空も大移動のルートになっています。北陸、中部地方から、琵琶湖、京都、高槻、茨木の北摂山脈を通り、勝尾寺方面から箕面山一帯を通過して、六甲山、淡路島方面をめざし、日本列島に沿って南下し、昆虫やハ虫類など、えさが豊富な東南アジア方面へ移動していきます。
 聖天展望台は、その渡りの絶好の観察スポット。この時期、マニアのみなさんが望遠鏡を持って、待ち構えています。 
 「お、来たんちゃうか?」「あれは、カラスや」「ちゃうちゃう、その奥の方、サシバや!」
 毎年お彼岸の頃が箕面上空の渡りのピーク。ミンミンゼミの鳴き声が響く山の展望台で、今日も観察は続けられます。

力作ぞろい!高齢者作品展

2013.09.16.mon/箕面文化・交流センター

力作ぞろい!高齢者作品展

 60歳以上の市民のみなさんの作品を展示する9月恒例の「高齢者作品展」(主催:箕面市老人クラブ連合会)が、箕面文化・交流センター地下1階の市民ギャラリーで、9月13日(金)〜17日(火)に開催されています。
 今年は、写真・絵画・書・工芸など157点が出品。
 最終日の9月17日(火)には、作品への授賞式が行われ、市長賞、箕面市老人クラブ連合会会長賞、社会福祉協議会や民生委員会からの賞のほか、ごりっぱで賞、おたっしゃで賞など計24人に賞が贈られます。

台風第18号の箕面公園内の爪痕

2013.09.16.mon/箕面公園(唐人戻り岩付近)

台風第18号の箕面公園内の爪痕

 台風第18号の大雨と強風で、箕面公園内では、各所で倒木や落木が発生。このため、9月16日は終日通行禁止になりました。
 9月17日以降は、通行はできるものの、滝道の唐人戻り岩手前の川側の路肩が、杉の倒木と共に3分の1ほど崩壊しており、この倒木の影響で、風呂ヶ谷トイレ手前の対岸散策路が塞がれています。
 地盤がゆるくなっているため、今後も落木・落石が発生しやすい状況です。箕面公園へお出かけの際は、十分にご注意ください。

▽問い合わせ:箕面公園管理事務所 tel072・721・3014

10周年!みのおNPOフェスタ開催!

2013.09.15.sun/みのお市民活動センターほか

10周年!みのおNPOフェスタ開催!

 今年10周年を迎えたみのお市民活動センター。設立時から、数多くの市民団体・NPO団体の活動を支えてきました。この、箕面マーケットパークヴィソラに居を構えるみのお市民活動センターで、今年も「みのおNPOフェスタ」が始まっています。
 スタートとなる15日(日)はあいにくの雨となりましたが、センターの中だけでなくかやのさんぺい橋の上も使って、各団体のあつまパネル展示や活動紹介が行われました。20を越える多数の団体が参加し、午前10時のスタート時には、お子さん連れなど大勢のかたでにぎわっているようすでした。
 みのおNPOフェスタは、21日に行われる「みのお未来市民フォーラム『地域編』」で締めくくりを迎えます。今後のイベント情報については、みのお市民活動センターのホームページでご確認ください。

健康体操やステージイベントでお祝い!中小地区の敬老会

2013.09.14.sat/箕面市立メイプルホール

健康体操やステージイベントでお祝い!中小地区の敬老会

 敬老の日に合わせ、箕面市内の各小学校区で敬老会が催され、地域にお住まいの満70才以上のかたが参加しました。
 中小校区の敬老会では、式典のあと、保健師さんと一緒に健康体操をしたり、地域の子どもたちの合唱や合奏、チアリーディングの演技、第五中学校吹奏楽による演奏などのお祝いのステージが繰り広げられました。
 また、会場のお一人お一人に、五中のみなさんからは手づくりのグリーティングカードが、地域のボランティアのみなさんからは手づくりの枕カバーが、手渡しでプレゼントされました。
 心のこもった手づくりのプレゼントに、高齢者のみなさんはうれしそうにしていらっしゃいました。

【第五中学校第20回定期演奏会情報】
▽日時:10月7日(月)17時30分開演(17時開場)▽場所:箕面市立グリーンホール
▽入場無料▽曲目:ミッション・インポッシブル、ひこうき雲ほか

箕面市立中学校で給食が始まりました!

2013.09.12.thu/箕面市立第二中学校

箕面市立中学校で給食が始まりました!

 箕面市では、9月2日から全市立中学校で給食が始まりました。小中一貫校のとどろみの森学園と彩都の丘学園では、これまでも給食を食べていましたが、第一中学校から第六中学校までは、この2学期からが初めてです。
 地元の農家さんが育てた箕面産の野菜をふんだんに使い、各学校の給食室で調理される、まさに「作っている人」の顔が見える安心・安全な箕面市ならではの給食!
 この日の献立は、ご飯・鶏肉のから揚げ・チーズポテト・ミネストローネ・しば漬け。
箕面産の野菜が使われていることなど、生徒のみなさんにもしっかり伝わっています。
生産農家さんや調理員さんへの感謝を忘れずに、おいしい給食を食べてください!

メキシコからの留学生と箕面の若者がカフェで交流

2013.09.10.tue/comm cafe(コムカフェ)

メキシコからの留学生と箕面の若者がカフェで交流

 箕面市の国際友好都市 メキシコ・クエルナバカ市にあるモレロス大学から、今年も日本語を勉強する4人の学生が箕面に来ています。
彼らと箕面の若者たちが、箕面市立多文化交流センター1階にあるカフェ「comm cafe(コムカフェ)」で、夜ご飯を食べながら交流する「留学生のヨルカフェ・スペシャル」が行われました。
 メキシコからの留学生4人と箕面の若者10人ほどが参加。互いの国のことや、たわいもない話を、食事をしながら話しました。趣味のギターを披露する若者もいて、海を越えて、若者同士が和やかな夜を過ごしました。
 地域に住む留学生と交流する「留学生のヨルカフェ」は、毎月第2火曜日の午後6時〜8時に開催されています。(問い合わせ:comm cafe tel072・734・6255)

企画展示「箕面中部地域の石碑展」

2013.09.10.wed/箕面市立郷土資料館

企画展示「箕面中部地域の石碑展」

 箕面市立郷土資料館で開催中の箕面市内の石碑の拓本や写真の企画展。一昨年の箕面北部地域、昨年の箕面西部地域に続いて、今回は箕面中部地域の石碑展です。
 ショーケース内には為那都比古神社の境内にある狛犬や灯籠が、パネルには白島地域や坊島地域、今宮地域などの青面金剛や道しるべなどの拓本と写真が展示されています。
 拓本は、凹凸のある石碑などに紙などを被せて密着させ、上からタンポに含ませた墨を打ち、凹凸を写しとった紙などのこと。わずかな凹凸で浮かびあがってくるので、目に見えないものも分かり、和紙と墨なので、約300年保管ができ、拓本をとっておくと、石碑がつぶれても記録が原寸大で残ります。
 また、拓本で浮かび上がった文字からは、当時の歴史が推測でき、郷土の主要人物や石碑などが寄贈された経緯が分かります。

■企画展示「箕面中部地域の石碑展」は、11月18日(月)まで、入場無料で開催。約30の石碑が展示されています(木曜日休館)。

多彩な作品がズラリ!箕面市青少年文化祭開催!

2013.09.07.sat/箕面市立メイプルホール

多彩な作品がズラリ!箕面市青少年文化祭開催!

9月7日(土)、8日(日)の2日間、「第21回箕面市青少年文化祭」が開催されました。
市内小中学校のクラブ活動、幼稚園や高校もふくめて地域で活動する青少年の文化活動の祭典で、ロビーをはじめメイプルホールの大・小ホール、さらに地下のリハーサル室も使って多数の作品が展示されました。
大人顔負けの本格的な作品から、元気いっぱい見ているだけで力が湧いてくるような作品が所狭しと並べられました。
ロビーでは作品のほか、第四中学校茶華道部が浴衣姿でお点前を披露、ホールでは吹奏楽部や軽音楽部、ダンスチームなどが熱いステージを披露されたということです。!

届け、私たちの思い…彩都の丘学園4年生の、空飛ぶメッセージ

2013.09.06.fri/彩都の丘学園

届け、私たちの思い…彩都の丘学園4年生の、空飛ぶメッセージ

彩都の丘学園の4年生が、メッセージを付けた風船を学校から飛ばしました。
9月6日(金曜日)の5時間目、教室で子どもたちに配られたのは、一枚の木の葉でした。これは「タラヨウ」という木の葉で、表面にとがったもので傷を付けると文字が書け、「葉書」の語源になったと言われています。学園内の「生態園」に一本のタラヨウが植えられており、今回その葉が活用されることになりました。
 メッセージの記入に先立ち、特別ゲストの紹介がありました。
「みなさんこんにちは、杉本類の父と母です」
お子さんの「るいちゃん」は、もうすぐ1歳になる男の子。難病で心臓移植が必要な状態ですが、アメリカで手術を受けるためには1億9000万円という莫大な費用がかかります。今は一時的に補助人工心臓で小康を保っているものの、一刻も早い移植手術の実施が求められています。現在「るいちゃんを救う会」による支援活動を始め、箕面市を挙げての応援態勢が敷かれ、多くの募金が寄せられましたが、目標額にはまだ程遠いのが実情です。
「どうかみなさんの力を貸して下さい」
ご両親の訴えを、子どもたちは真剣な表情で聞いていました。

「るいちゃんに ぼきんをおねがいします」
「るいちゃんをたすけるため 少しでもご協力をおねがいします」

タラヨウの葉に、こんな文字が刻まれていきました。
風船にはこの葉と、細く折りたたんだ手紙を糸で結びつけます。手紙には学校名と学年、メッセージの趣旨、るいちゃん募金の説明と連絡先が印刷されています。
それぞれの風船にヘリウムガスが注入され、教室の中は風船でいっぱいに。子どもたちの気持ちも高まります。
運動場に出ると、高く澄み渡った青空が広がっていました。飛ばす前の風船に、子どもたちは黙って目をつぶり、額を押し当て、それぞれの思いを込めていました。
いよいよカウントダウン。みんなで声を揃えて数えます。

さん…に…いち…ゼロ!

一斉に、風船がふわりと舞い上がりました!
「行けー!飛べー!」
子どもたちの大声援を受けて、七色の風船は空の高みへ上って行きます。南へと吹く風に乗り、雲を越えて、遠く、高く、豆粒のように、ごま粒のように小さくなって行く姿。誰かに届きますように。思いが伝わりますように…子どもたちは風船を指差し、見上げ、手を振りながら、見えなくなるまで一心に見送っていました。

箕面市立第四中学校準硬式野球部が優勝報告

2013.09.02.mon/箕面市役所

箕面市立第四中学校準硬式野球部が優勝報告

 「第64回大阪中学校優勝野球大会」で優勝した箕面市立第四中学校の準硬式野球部のみなさんが、倉田哲郎市長を表敬訪問し、優勝を報告しました。
 みなさんは、8月11日(日)に東大阪市花園中央公園野球場で行われた「第64回大阪中学校優勝野球大会」の決勝戦で、交野市立第三中学校を7対0で破り、優勝。箕面市立中学校が優勝を勝ち獲ったのは、64回の大会の中で初の快挙だということです。
 表敬訪問では、田辺倭主将が市長に優勝を報告し、野球部員が優勝旗や優勝杯、賞状を披露しました。
 そして、部と部員のみなさん、廣谷和平監督に市長表彰が贈られ、大会や優勝までの道のりをふり返る歓談の時間がもたれました。
 副主将でピッチャーの辻本晃佑さんは「監督や顧問の先生など、たくさんの人がいてくださったおかげで優勝できました」と話しました。

箕面市最高齢107歳の佐藤操さんにご長寿のお祝い

2013.09.02.mon/介護老人保健施設ニューライフガラシア

箕面市最高齢107歳の佐藤操さんにご長寿のお祝い

 箕面市では、毎年9月に、今年度100歳を迎えられる高齢者のかたと市内最高齢の男女のかたに、ご長寿のお祝いと感謝の意を表し、お祝いの品をお贈りしています。
 今年度100歳を迎えられるのは、男性1人、女性18人の19人(大正2年4月1日から大正3年3月31日に生まれ)。そして、最高齢は107歳の佐藤操さんと102歳の坂本敬一さんです。
 この日、箕面市最高齢の佐藤操さんのもとに、倉田哲郎市長が訪問し、お祝いの品が贈られました。
 佐藤さんは、102歳まで入院に至るような病気にかかったことがなく、杖を頼りにするものの、お元気に歩かれていました。今は、車いすに乗られていますが、毎日日記を書いたり、朝日新聞の天声人語を読むことを習慣にされ、時事問題を川柳に詠み込んだり、作った川柳を習字で書かれています。
 ご長寿の秘訣は「腹を立てないこと」と言い、周囲への感謝の言葉を何度も繰り返してお話されていました。 
 贈呈式は終始和やかな雰囲気で、佐藤さんも市長も笑顔あふれるひとときになりました。
 「最高齢 お祝い受けて 至福なり」この日を迎えて作った佐藤さんの川柳です。これからも益々お元気でお過ごしください!

最終救世主は、宇宙を救えるのか…みのおキッズシアターwith末成由美、第8弾!

2013.09.01.sun/メイプルホール

最終救世主は、宇宙を救えるのか…みのおキッズシアターwith末成由美、第8弾!

「なんやて?ぼくのおばあちゃんが、宇宙の最終救世主!?」

吉本新喜劇の人気女優・末成由美さんと箕面の子どもたちが共演する「みのおキッズシアターwith末成由美 きたかぜの神話」。第8弾となる今回は、8月31日(土曜日)、9月1日(日曜日)の二日に渡って上演され、メイプルホールの大ホールは連日の満員御礼となりました。
 今回のタイトルは「遙かなる星空の友情」編。宇宙を舞台に繰り広げられる壮大なストーリーを末成さんらと共に演じたのは、公募で集まった小3〜高校生42名でした。3カ月に及ぶ稽古の末に迎えた本番の舞台で、子どもたちはライトを浴びながら、はつらつとした演技、躍動感あふれるダンスを、惜しみなく披露しました。時にはドッと笑わせ、時には涙を誘った2時間余りの芝居は、大きな感動と拍手に包まれてフィナーレを迎えました。

<ストーリー>
人とうまく付き合えず、友だちがいない少年・ユウスケ。夜、塾をさぼって野原で寝転んでいるところに、おばあちゃん(末成由美)と兄が探しに来ます。そこへ、空から不思議な音と光が。「まさか、UFO!?」光の中へ吸い込まれる、おばあちゃんと兄。
二人が消えた…呆然とするユウスケの前に、怪しい者たちが駆け込んで来ます。「しまった、先を越された!」なんとこの者たちは宇宙人で、宇宙の最終救世主を探しに地球へやって来たというのです。それはなんと、ユウスケのおばあちゃん!?さらっていったのは、敵対する別の宇宙人らしい。とにかく一緒に来てくれ…ユウスケはもう一台のUFOに乗り込み、宇宙へと旅立つことになったのでした。

3万光年彼方の天の川星雲群。そこでは、謎の軍団による宇宙人狩りが続けられていました。「女王ラミア様のご命令だ。連れて行け!」被害に会ったさまざまな星の宇宙人たちは、連合して立ち向かおうとしますが、姿も性格もバラバラでうまくまとまり切れません。
ちょうどそこへ到着したユウスケたちは、ことのほか歓迎されます。みんなはユウスケを、事態を打開するための最終救世主と思いこんでしまったのでした。成り行きで、救世主を演じるはめになったユウスケですが…「救世主って、何をしたらいいんや?」

「あなたが、ラミア!?」
謎の軍団の星。連行された被害者の前に、女王ラミアが現れます。その姿は、まだあどけない少女。拉致の目的は…「ラミア様は友だちが欲しいとおっしゃったのだ」
無理やりさらってきて、友だちになれる訳がない。あなたはこの辺の星に迷惑をかけた張本人じゃない!憤る被害者に対して、きょとんとするラミア。
「迷惑?張本人?どうして私と友だちにならないの?」
かみ合わない会話。何を言われても無表情なラミアは、まったく感情というものを持っていないようでした。
 そこへ、地球から連れて来られたユウスケのおばあちゃんと兄が到着します。ラミアと対面したおばあちゃんは、友だちになることを約束して、手を握ります。不思議な感覚、ぬくもり…ラミアに、初めて感情らしきものが生まれた瞬間でした。

「はじめの、いーっぽ!」
場面は変わって、遊ぶ子どもたちの元気な姿。古き良き昭和の時代をほうふつとさせる、この星はサンチョーメ星というのでした。
 謎の軍団は、この星にだけはなぜか手を出さない。そこに手がかりがあるはず、とやって来たユウスケたちに、サンチョーメ星人たちは意外な反応を示します。「地球人が来た!」色めき立つ彼らの口から語られるのは、意外な事実。
 この星にかつて地球人たちがやって来て、開発を進めた。彼らの目的は秘密兵器の製造にあった。凄まじい威力で、小さな星雲群なら一瞬で吹き飛ばす、究極の破壊兵器。ところが試作の段階で手に負えなくなり、地球人たちは後始末を押し付けて逃げて行った。その兵器とは生命体で、しかも人間の、少女の姿をしている。

その名は、ラミア。

一人たたずむラミア。
「私は自分がなぜ存在しているのか、わからない」
やって来たおばあちゃんが、そっと寄り添います。
「あなたはちゃんと、ここにいてる。ちゃんと心を持っている」
おばあちゃんは、しっかりとラミアを抱きしめました。
身の内にあふれる、名状しがたい思い。突き動かされるように、ラミアはおばあちゃんにしがみつきます。初めて、一人の人間として認めてくれたひと、おばあちゃん…。
深く癒されたラミア、いつしかその顔には、満ち足りた微笑みが浮かんでいました。

謎の軍団。その正体は、ラミアが兵器として暴走するのを防ぐため、身辺を警護していたサンチョーメ星人の有志でした。おばあちゃんと出会って後、心から楽しそうな笑顔を見せるようになったラミアの姿に驚く軍団員たち。自分らのやり方が間違っていたことに気付き、拉致した人たちを元の星へ戻すことにします。
「ごめんなさい!」被害者連合を訪れ、頭を下げるラミアと軍団の面々。すっかり事情を聞いた被害者連合は謝罪を受け入れ、今後はお互いに友人として交流していくことを約束します。一件落着、大団円。と思いきや…
「なんでそんな簡単に許せるんや?友だちになれるんや?」
一人で憤慨するのは、ユウスケでした。都合のいい時は救世主にまつりあげておいて、後はほったらかし。ちくしょう、ぼくには友だちがいてないねんぞ…いたたまれず、逃げるように駆け出すユウスケを、呆然と見送る一同。
突如として大音量のアラームが鳴り渡ったのはその時でした。緊急災害警報。かつてない規模の、巨大宇宙竜巻が急接近中。天の川星雲群の、壊滅的被害は免れない…騒然となる一同、どこへ逃げれば?どうすればいい?何もかも、終わりなのか?
「私が行きます」
それは意を決したラミアの声でした。宇宙竜巻と同等のエネルギーをぶつければ、消滅させられるかもしれない…ぎりぎりまで近付いて、それまでに体内の爆弾を取り外し、一か八かの賭けに出る。私は大丈夫、だからみんなは、早く逃げて。
 いいえ。みんなここで、ラミアが無事帰ってくるのを待ってる。友だちを置いて行くわけないやろ?

いつの間にかユウスケは、何もない空間にラミアと二人きりで立っていました。
魂で会話する二人。ユウスケは、激しい心の内を明かします。それに応えるラミア。

−怖くないんか?
−怖い。だけど、みんなが待っていてくれる。だからもう、怖くない。

そしてラミアは、友だちになろうとユウスケに提案します。かつて、深い孤独の中にいた二人。だからこそ、心の底で理解し合うことができた…。
ユウスケは、初めてできた友だちに、万感を込めて叫びます。

−きっと、帰ってこいよ!

気が付くと、ユウスケは元の野原にいました。
満天の星空。こうして無事に見えているということは、みんな無事だったんだな。それともあれは、夢だったんだろうか…。彼を呼ぶ、おばあちゃんと兄の声が聞こえてきます。
輝く天の川に向かってユウスケは手を高く掲げます、まるで握手するかのように。その背後に、夢のように浮かび上がる宇宙人たちの姿。ユウスケに応えて、全員が手を差し伸べています。3万光年離れていても、心はつながっている。一つうなずいて、それから駆けだすユウスケの姿を、宇宙の友だちはいつまでも優しく見送るのでした…。

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